引き続き、「もめんたりー・リリィ」の感想です。
なお、私は今後のストーリー展開を知らない状態での初視聴となります。
- TVアニメ「もめんたりー・リリィ」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

目の前の謎を解き明かすため、ひなげしはアンドヴァリを使い施設のハッキングを試みる。ゆりを模したAIが少女たちに告げた真実はあまりにも理不尽で残酷なものだった。
©GoHands/松竹・もめんたりー・リリィ製作委員会
https://sh-anime.shochiku.co.jp/momentary-lily/story/index_11.html
感想
AIのゆりによって今までの謎が語られた、種明かしの回でした。
結構衝撃な展開でした。
前話で同じ人間が何人も出てきた段階では、記憶を持っているあやめ達が普通の人間で、記憶の無いあやめ達やれんげがコピーだと思っていたのですが、実は全くの逆だったようで。
なかなかのショックな展開でした。
とはいえ、言われてみれば、普通の人間にアンドヴァリを使いこなすのが難しいというのも確かだと思いますので、その点では説得力はあります。
まあ、宇宙人が出てきそうな世界観ではありましたが、実際に話を聞くとすごく壮大に感じます。
宇宙人「やばタン」による計画が途中で止まったことは、自分たちで人を殺すことにならなかったという点では、ある意味あやめ達にとっては運が良かったのでしょう。
そして、仲間の中でれんげだけが本物の人間だったとのこと。
妹すずらんの前で死んだのは、入れ替わっていたコピーだったんですね。
そして、第2話で死んだゆりも人間ではなくてコピーだったわけですが……
コピーだろうが人間と同じように考えて行動しているわけで、「良かった」と言えるものでも無いです。
さらに、れんげはこれ以上アンドヴァリを使うと身体が危険だということ。
AIが言うのだから正しいのでしょう。
そう言われた以上、今後の戦いはれんげ抜きで行って欲しいものですが、しかしれんげの実力は圧倒的だっただけに、れんげ抜きというのは厳しそうです。
それにしても、このアドバイスもそうですが、AIゆりの人間らしさがすごく良かったです。
基本的に質問に答えるだけで、悩んだり落ち込んだりすることは無いですが、気遣ったり心配してくれたりする様子は、れんげも言っていましたが、ゆりのように優しかったです。
なので、消えた時にはちょっとした切なさが残りました。
ともあれ、この場所も安全ではなくなってしまったとのことですが、どうなるか。
まだ割烹をする時間くらいは残っていて欲しいですが。
次回の展開予想
次回は第12話ですが、次回が最終回になる可能性が高そうな気がします。「こんなに楽しいフルコース」というサブタイトルも締めにはふさわしいでしょう。
ねりねたちのメンバーも含めたみんなでの割烹をした後で、最後の戦いという流れになりそうです。
予告を見る限り、やはりれんげもアンドヴァリを使って戦いそうです。
周囲は当然止めるでしょうけど、れんげ本人の意志が固く、といったところでしょうか。
何か、自分も無事でいられる方法を思いついて、それに賭けて、という感じかもしれません。
終わり方ですが、世界観からしてバッドエンドの可能性も無くはないですが、キャラクターが売りの作品であればバッドエンドにするのは考え難く、ハッピーとまではいかなくても無難な終わり方になると思います。
少なくともれんげが死んで終わりという形は無いかなと。
コピーが消える、という可能性も考えられますが、これまでのストーリーを引っ張ってきたメンバーが消えて終わりというのはバッドエンドだと思います。
今話で生きていたメンバーは全員生き残って、人によっては複数になってしまいますが何だかんだで和気あいあいで終わり、という感じでいいかな、と思いますがどうでしょうか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
やばたんの計画中止って、何が起きたんだろう?
色々可能性はありそうですが、ご想像にお任せではないでしょうか。