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むしろ和んだ――終末トレインどこへいく? 第10話 これこそ反抗と退廃の証【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「終末トレインどこへいく?」の感想です。

『終末トレインどこへいく?』公式サイト

オリジナルTVアニメーション『終末トレインどこへいく?』公式サイト
水島努監督オリジナルTVアニメーション『終末トレインどこへいく?』制作決定!

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

10
水島努監督オリジナルTVアニメーション『終末トレインどこへいく?』制作決定!

ぬいぐるみになった父親クズリと再会した静留は、故郷で待つ仲間たちにその無事を伝える。しかし、善治郎から返ってきたのは世界消滅の危機の知らせだった……。葉香と再会するため、できれば世界を元通りにするため、静留たちはアポジー号を出発させる。終点・池袋まであと一駅の椎名町駅に降り立つ一行を待ち受けていたのはベレー帽をかぶった刺客だった!

©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
https://shumatsu-train.com/story/10.html

感想

目的地に達する前の最後の戦いのような場面のはずですが、妙に緊迫感が無くむしろ和んだ感がありました。

前半の、静留の父たちとの再会は本当に和んだ場面でした。
冗談でポチさんを撫子扱いしたの特に面白かったです。
静留の父は、以前の姿と全然違った気がしたのですが、静留はよく感付いたなと思いました。一旦は別人判定しましたが、その前にピンときただけでもすごいです。

静留父が同行を申し出たのを静留が断った判断はやや疑問でした。
実際に戦力になれるかどうかはわかりませんが、とはいえ女子高生たちだけで行動するよりも、人生経験があって多少は池袋や椎名町の情報を持っていて、裏切る可能性もまず考えられない味方ですから、同行してもらっても損はないのではと思います。以前ゾンビの女王に同行を誘ったこともあったわけですし、4人でなければダメだということはないはずです。
もっとも、戦力的に考えればそうでも、作品的に女の子4名の冒険という方向性を崩したくないというのはわかります。

後半の戦いは、なんというか、敵側の漫画家さんたちは本当に勝つ気があったのかなというのが気になりました。以前の戦いのほうが苦戦していた感があります。
まあ今回は完全にギャグ寄りの戦いだったというのはありますが。
相手の姿を変えてしまう能力は強力ですが、本当に本気で勝つつもりなら、反撃すらできないような姿に変えることだって出来るのではと思います。それに、話をしている間にいつの間にか縛られていたのは、油断していたのでしょうけど、あえて隙を見せたのかとさえ思いました。
敵の拠点近くで監視されているだろうから本気で戦っているフリをしたけど実は相手を勝たせるつもりだった、というほうが納得できる感もあります。

ともあれ、今回も勝利の鍵になったのはでした。4人それぞれ活躍の場面はありましたが、ベレー帽をもらったのも晶でしたし、晶が反撃のきっかけになりました。ここまで晶が一番活躍しているのは間違いないと思います。

次回の展開予想

いよいよ池袋到着となると思います。
静留葉香とすんなり会えるかどうかも微妙なところですが、前回葉香が記憶を失っている描写もありましたので、一度早い段階で会いそうな気がします。会うことはできたけど葉香が静留を思い出せず混乱、静留サイドは本物の葉香かどうか疑問を持つが、やはり本物だと確信、葉香の現状の理由を推測して作戦を立てる、という感じでしょうか。
まだ次回は最終回ではないと思いますので、葉香が変だ、どうしよう、というあたりまでかなと思いますが、どうでしょうか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

撫子ちゃんたち、違う顔にされちゃったけど、元の顔のほうが可愛いと思うなー!

それは元の顔を見慣れているため違和感かもしれませんよ。

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