ファンサービス回――ウマ娘 プリティーダービ― Season 3　第10話「お祭り」【アニメ感想】

ストーリー

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STORY | TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』公式サイト

TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』2023年10月4日（水）より放送開始！ 「諦めない、この手が届くまでーー」

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地域と学園の合同イベントの実行委員長となったキタサン。
人々の賑わいと沢山の笑顔に包まれた光景を目にして喜んでいたキタサンは、学園の一角でドゥラメンテと出会う。
ドゥラメンテとの語らいの中、キタサンの胸にある感情が芽生え始める。

©Cygames, Inc.
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感想

ストーリー的には、キタサンブラックついに海外挑戦を決意するもののレースで圧倒的敗北を喫してピンチか、という、一見割と重要なターニングポイントにも見えるのですが、まあそれよりも今回はファンサービス回の意味合いが強いでしょう。

凱旋門賞挑戦についても、サトノダイヤモンドは前回までに何度も意気込みを語っていましたが、キタサンにとっては自分の周囲の人を笑顔にすることが重要で、海外への意欲は特に持っていない印象でした。
それなのに今回急に挑戦することに決めたわけで、かなり急な方向転換です。これは宝塚記念に負けるフラグだな、と思ってしまいました。

宝塚記念はシュバルグランの初勝利かなと思ったのですが、勝者はサトノクラウンでした。まあ今回は逃げを打ったという奇策が失敗して、惜しかったといえば惜しかったのですが、今後シュバルグラン勝てますかね。これだけ負けの描写が続くと、やはり一度くらいは勝って欲しいと思えます。一方のサトノクラウン。かつてはサトノのジンクスと言われるほどサトノ家のウマ娘はG1を勝てなかったわけで、それを思えばドラマチックな勝利ですが、G1勝利自体は惜しくもサトノダイヤモンドに先を越されてドラマ性が減ってしまった感があります。まあとはいえ不利だと思われた戦いでの勝利ですから大いに喜んで良いと思います。

前半の学園イベントはファンサービスでしょうね。
様々なウマ娘や今までアニメで登場した人物がたくさん登場しました。
キタサンブラックが実行委員長ということで、準備が大変なのではと思いましたが、準備の描写は無く当日の描写のみでした。
まあキタサンブラックの実行委員長としての活動よりも、色々なウマ娘たちを登場させるファンサービスを優先したということだと思います。凱旋門に挑戦したウマ娘の記事も含め、ゲームをしている人たちへのサービス的な印象が強いですが、アニメでも登場したキャラクターが多いですし、好きなキャラクターの姿があって喜んだ人も多いのでは？

ちなみに私が推しているのはセイウンスカイのセイちゃんとニシノフラワーですが、セイちゃんはヨーヨー釣りに失敗、隣のフラワーは金魚すくいでこちらも多分失敗して苦笑していた様子ですが、仲が良さそうで微笑ましかったです。

サトノダイヤモンドたちはメイド喫茶をしていましたが、キタサンがサトノのトレーナーさんにいつも通りですねと声をかけていたのも印象に残りました。トレーナーなのにウマ娘に混じっていても違和感のない容姿で、なぜメイド姿なのか不思議なのですが、まあトレーナーは老若男女誰でもなれますからね。
とはいえ彼女は人気ありそうな気はするので、今後ゲームにも逆輸入されるキャラクターかもしれません。