引き続き「聖女の魔力は万能です」のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。
- 「聖女の魔力は万能です」第１期サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
セイが放った光り輝く魔法は、瘴気の沼から湧き出る魔物たちを一掃した。その一件により、セイはますます周囲から聖女として注目されるようになっていく。そんな時、王宮内ではエリザベスが、アイラにかかりきりのカイル王子に詰め寄っていた。カイル王子は聖女と噂されているセイを否定する発言をし、居合わせたセイは気まずくなってしまう。そこへ現れたジークフリート国王が場を収めたが、カイル王子は謹慎処分を受けることになった。しばらくして、エリザベスはセイとアイラを交流させようと、お茶会を開く。
©2021 橘由華・珠梨やすゆき／KADOKAWA／「聖女の魔力は万能です」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/1st/story09.php
感想
これからどちらが本物の聖女かに向けて進んでいくのかと思いきや、あっさり決着がついてしまいました。
これはちょっと意外。
ただ、エリザベスも言っていたように、カイルが暴走を装って自らを悪者に仕立て上げようとしたことは間違いなさそうで、この流れはカイルの計算の上だったようです。
目的はアイラに非難が集まらないようにするため。なかなか出来ることではありません。
もっとも、ユーリがセイに口止めしていましたが、セイは聖女だと正式に鑑定されたわけではなく、セイが聖女だというのはあくまでも推測に過ぎません。
もちろんアイラが聖女で無いというのも推測であり、アイラは実際に魔法の才能は素晴らしい物を持っています。
アイラはセイよりもずっと若いわけですし、これから成長する可能性は十分にあります。
正式に鑑定されたわけではないという事実はやはり伏線のような気がしますし、アイラが本当は聖女だったという結末も十分あり得ると思います。
個人的には、アイラが聖女として召喚され、セイは異常な能力のために巻き込まれたのかな、という想像をしていますが、どうでしょうか。
さて、エリザベス・アイラ・セイがお茶会を開きました。
アイラが最初は気まずそうだったのは仕方のないところ。
セイがアイラの魔法の能力を褒めたのは嫌味に聞こえなくもなかったです。アイラは気にしていなかったようですが。
まあ話題が難しかったのも確かですが、アイラのこれからの進路というのは良い話題だったと思います。
セイとアイラの共通の話題といえば召喚前の世界の話ですが、それはタブーな話のような気もするので。
ともあれ、「二人が召喚された」という大前提の作品で、アイラがこのままフェードアウトという展開は考え難いですから、また何らかの形で再登場するのかと思います。
さて、セイはアルベルトと地方に出向く流れになりました。
まあ、セイがアルベルトに同行したがったのは、地方の薬草に興味があるというのも事実でしょうけど、アルベルトと一緒だからという理由も少なからずあったと思います。
とはいえ危険を伴うわけですからヨハンとアルベルトが反対するのももっともな話。
セイ個人の意思を尊重するのは良いですが、聖女かどうかは置いといても既に貴重な戦力なわけですから、国として守らなくてはいけないはずです。アルベルトがまた危険な目にあうのを目の前にしたら無謀な行動を起こしかねないですし。
まあメタ的に考えればセイもアルベルトも死ぬことは無いでしょうから、多少危険があったほうが物語としては面白くなるのでしょうけどね。
次回の展開予想
本物の聖女かどうかという問題は一件落着しましたので、今後どう進んでいくか難しいところですが、例えば、ラスボス的な存在が登場して聖女の力で討伐の方向に進むというのが考えられます。
あるいは、何らかの技で国全体の安全を守る方向かもしれません。
あるいは、ここは国ですから、外国が存在するかもしれません。ただ、海外まで話を広げると残り3話で決着が着かなそうですので、今シーズンは聖女の力で国内統治までで収まる気はします。
まあ地方に出向いて新たなトラブルといったあたりが順当なところでしょうか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
アイラちゃんとセイちゃん、仲良くなれて良かったね！
二人とも召喚されたという立場は同じですし、本物偽物などという話は気にせず協力しあって欲しいですよね。
