『BLEACH 千年血戦篇』が再開されましたので、引き続き、『BLEACH 千年血戦篇』の感想です。
- TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
霊王宮から瀞霊廷へ戻ろうとする一護を、今のままではユーハバッハに勝てないと引き留める兵主部。一方、見えざる帝国では星十字騎士団が並び立つ中、ユーハバッハが「後継者」の指名を行う。壇上に現れたのは、この世に生き残った最後の滅却師・雨竜だった。突然の展開を受け騎士団内には緊張が走り、不満を隠し切れないバズビーはハッシュヴァルトにくってかかる。そして雨竜自身も、ユーハバッハに問いを投げるのであった。
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
https://bleach-anime.com/story/?id=14
感想
あらためて見るとちょっとホラーっぽさがあり私のサイトには合わない作品のような気もしてきましたが、私のアニメ感想ラインナップにもバトル物自体は結構あるのでまあ良いことにしましょう。
雨竜が後継者に指名され、一護は引き続き霊王宮での訓練。京楽隊長や織姫チャドなど各メンバーもそれぞれの活動をしていくといった感じで、かなりボリュームたっぷりの話でした。
この回から見始めた人は誰が主人公の味方なのかすら判別が難しいような気がします。まあ今回は第三勢力といえるほどの存在が見当たらないので、ユーハバッハ一味以外は皆味方サイドだと思えば問題なさそうですが。
星十字騎士団側の内部の不協和が描写されました。ぽっと出の雨竜が後継者ということで、不満を感じるメンバーが出るのももっともです。雨竜はつい最近まで一護サイドでしたし、読者としても大丈夫なのか気になるというか、今後一護たちと本気で戦えるのか疑問が残る人選だと思いますが、今後の展開が気になる流れなのは確かでしょう。ただ、ここまで長期連載して味方として活動してきて、最終章で敵にまわるというのは、意識を奪うなど洗脳的なことをしない限り難しいと思います。
バンビエッタを中心とする女性陣も描かれました。
あれ、リルトットこんなに可愛かったかな、と感じましたが、原作で技を使ったときの印象が強く残っているからそう感じただけで、普段の見た目は可愛らしい少女だったかもしれません。口調は荒いですがそのあたりも個性ということで。
京楽隊長が現世組の一護の友人への義理を果たすために話をしにきました。
京楽隊長の人格が現れた好エピソードだとは思いますが……
万が一の可能性の話をするなら、あの山じいをも倒した敵と生死をかけて戦うわけですから、現実的には一護が死ぬ可能性のほうが高いような気がします。
もちろんストーリー的に考えれば主人公が死ぬことは無いでしょうけど、登場人物の立場としてはそんなことはわからないわけで、京楽隊長の発言は「強敵と戦うから一護が死ぬかもしれない」でも不自然ではないはずです。
そこに触れず、生き残った後の未来を語っているところを見ると、京楽隊長は一護が生き残ることを確信しているのでしょう。
それと、心に残った言葉をあげるなら、最後の織姫の言葉ですかね。
こうしてみんなで協力しているのが、いいな、これがいつまでも続いて戦いが始まらなければいいのに、と。
気持ちはわかりますが、バトル漫画である以上は無理なんですよね。
とはいえ、つかの間の休息のような、ほっとするような温かいシーンではありました。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
友人たちも、万が一の可能性はともかく、現在の状況は教えて欲しかったんじゃないかな。
京楽隊長も、その気持ちを察して伝えにいったという側面もあるでしょうね。