「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」の感想も今日がラストです。
ここまで、完全に史実を知らない状態からの初見での感想を書いてきたのですが……
今日は13「夢をかける」です。
『ウマ娘 プリティーダービー Season2』公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
メジロマックイーンとの約束を果たすためトレーニングを重ねるトウカイテイオー。無理かもしれない。でもやるしかない。そんな彼女を全力でサポートする<スピカ>の面々。そして有馬記念当日、強豪を相手に苦しいレースの中、必死に喰らいつこうとする彼女の夢の行方は――。
©2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会
https://anime-umamusume.jp/story/?id=13
感想
祝・トウカイテイオー有馬記念勝利!
燃えました。
いや、確かにトウカイテイオーはこのシーズンの主人公です。
そして、三冠ウマ娘の夢が破れて以来、良いところが全然無い状態でした。
それを考えれば、最後に勝利が待っていることは予想できたのかもしれません。
ですが、この作品は、史実を元にしています。
強敵があれだけたくさんいるレース。そして、1年のブランク、と。
全盛期のテイオーならともかく、今のテイオーでは勝負になるとは思えませんでした。
一度は引退を考えていただけに、「復帰してレースを走っているだけでも十分嬉しい」という、登場人物の観客と同じ感情で見ていました。
ですが、……奇跡は起きました。
レース終盤。
メジロマックイーンが見始めてからのトウカイテイオーの必死の逆転の演出は、手に汗握るというか、感涙というか、熱かったです。
応援する観客や過去の登場人物やウマ娘さんの皆と同じように、「いけ、トウカイテイオー」と、一緒になって応援していました。
あの会長の驚きの表情もすごく良かったです。
常識ではあり得ないはずの出来事ということがよくわかります。
そして、ゴールの瞬間の描写。
やった、と思いました。
皆泣いていましたが、私もやはり涙を抑えることはできませんでした。
すごく良い演出だったと思います。
チームの皆や、最終回にして飛んできたスズカさん。そして、戦ったライバル皆に祝福されるのも良かったです。
戦った相手は負けて悔しかっただろうに、それでもあれだけ喜んでいるのは、それだけ皆トウカイテイオーの復活が嬉しかったんですよね。
まあ、スズカさん自身が来ていたというのに、スマホでスズカさんを映したつもりになっていたスペちゃんは、一体何をしてるんだという感じでしたが。
そして、レース後のライブを見ることが出来たのも嬉しかったです。
歌は、今回のアニメのOPだった「ユメヲカケル!」。
テイオーを中心にして、その隣には最後に一着を争ったビワハヤヒデと、ずっと気にかけてくれたナイスネイチャという組み合わせもいいですね。
もちろん、たまたま史実の1,2,3位がその3人だったからでしょうけど、この組み合わせが最高だと思わせてくれます。
観客たちも最高に盛り上がっただろうし、見ていてすごく気持ち良かったです。
ということで、現時点で出ているストーリーを最後まで見終えました。
あれだけ怪我しては前シーズンのスペちゃんのような大勝利は望めないと思ったところでの奇跡の勝利。良い終わり方だったと思います。
史実を知ってしまうと、なるほど全てはこの奇跡の大復活に向けて動いていたんだな、と理解できるのですが、ずっと史実を知らない状態で見ていたので、「TMのライバル物語?」⇒「マックイーンへのリベンジへ向かう物語?」⇒「運命のいじわるの悲劇?」などと、展開一喜一憂しながらすごく楽しめた感がありました。
チームカノープス、特にツインターボの逸話など、よくぞこんなにも泣ける話にしてくれたと思います。
ウマ娘は人気作品なので、まだまだ新作が出てくるかもしれませんが、ぜひ色々見ていきたいと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
前回のセリフは強がってるだけかと思ってたのに、本当に勝ってしまうとは……
私も涙なしには見られませんでした。感動してます……