PR

説明不足は否めないかと――「うたごえはミルフィーユ」第3話「さいあくだ」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「うたごえはミルフィーユ」の感想です。
なお私は「うたごえはミルフィーユ」の今後の展開を知らない状態での初視聴となります。

  • うたごえはミルフィーユ(うたミル)公式サイト
うたごえはミルフィーユ(うたミル) 公式サイト
「アカペラ」をテーマにキャラクターと声優陣の成長を共に描く音楽プロジェクト。

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

ストーリー | ANIME | うたごえはミルフィーユ(うたミル) 公式サイト
「アカペラ」をテーマにキャラクターと声優陣の成長を共に描く音楽プロジェクト。

アカペラバンドの花形、リードボーカルに指名されるウタ。音楽経験豊富で自分こそがリードだと信じていたムスブに敵視されるストレスで眠れない日々を過ごしていた。そんな中、思わぬ出会いがあり――

©うたごえはミルフィーユ製作委員会
©2022 UTAMILU
https://utamille.com/anime/story

感想

アイリによってリードボーカルに指名されたウタと、自分こそがリードボーカルをやるべきだと思っているムスブとの対立。
そして、ウタと、最後の主要メンバーの一人との出会いがありました。

ウルルの動画撮影という理由付けをしつつ、レイレイにアカペラの基本的なパートの説明をしてもらった流れは上手かったなと思います。ウルルの動画での説明であると同時に、この「うたごえはミルフィーユ」の視聴者への説明にもなっています。

アイリウタをリードボーカルに指名して、当人たちの意向を押さえて強硬に押し通しましたが、説明不足だったのは否めないと思います。
まあ、説明しないこと自体もアイリに考えがあってのことかなとも思いましたが、ウタの声が歌のイメージに合っていた、というのが本当にその理由であれば、説明しておいても良かったのでは? という気もしました。ウタとしても理由がわかったほうが練習に身が入ると思いますし。
また、一般論として、コーラスの経験もしておいたほうが将来的にムスブのためになる、という考えには説得力がある気はします。

実のところ、第三者的なウルルの意見、自分がアイリの立場だったら面倒だからムスブにリードボーカルを任せるし、ムスブの立場だったら我慢する、に共感するものもありました。
もっとも、アイリとして「自分にとってベストの音楽を目指したい」という気持ちからの配置でしょうから、妥協しなかったという気持ちもわかる気はします。

ムスブとしては今回は割り切ってコーラスに徹することにしたわけですが、性格というか普段の言動の雰囲気で損している部分はあるなという気はします。悪気があってのことではないでしょうが、周囲から怖がられて当のウタからも怯えられというのは基本的には良いことではないでしょう。
もちろん、ストイックに頑張りたいところで余計なお誘いがかからないというメリットはあるでしょうけど、アカペラの仲間であるウタからは忌憚ない意見をもらえたほうが良いはずです。

まあ、ある程度自覚しているからこそ、最後の場面でウルルの提案にのってウタを探しに行ったのでしょうし、ウタへの言葉にムスブなりに気を使おうとしていた様子も良かったです。ウタが別件で死にたいなどと口走っていたのを自分に向けたと勘違いした部分は面白かったですが。

さて、この作品は主要登場人物が6人ということで、何度か顔見せをしていた女の子がついに登場、ウタと会話を交わしました。
思ったより低い声で、そういえば喋るのは今回が初めてだったでしょうか。

おそらく、レイレイの説明していたベースの役割になる人だと思いますが、今日のウタとは気まずい雰囲気になってしまいました。
「声を交換して」というお願いにウタが黙ってしまったのは、嫌だという意味ではなく、不可能なお願いだから答えに窮して困っただけかなと思ったのですが。
果たしてどうなるか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

ウタちゃんと同じクラスだったら、授業とかで話すのを聞いたりしてないのかな?

短い返事などは高い声でやり過ごしていたのかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました