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やきもち――銀河英雄伝説Die Neue These第32話「査問会」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き、銀銀河英雄伝説Die Neue Theseの感想です。
なお、私は原作と旧アニメは視聴済みで、その上での感想になります。

  • 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
新アニメプロジェクト「銀河英雄伝説」公式サイト
「銀河英雄伝説 Die Neue These」日本テレビアニメ枠「AnichU」にて2024/1/16毎週火曜深夜25:29〜放送開始

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

新アニメプロジェクト「銀河英雄伝説」公式サイト
日本テレビアニメ枠「AnichU」にて1/16毎週火曜深夜25:29〜放送開始

自由惑星同盟政府からの突然の召還命令により、首都星ハイネセンに向かうことになったヤン。イゼルローン要塞の留守をキャゼルヌやシェーンコップらに託すと、政府を威圧しないため、旗艦ヒューベリオンではなく巡航艦レダⅡに乗り、副官フレデリカと警護役のマシュンゴら最低限の人員でハイネセンへと出発した。しかし、ハイネセンに到着したヤンは、すぐにフレデリカたちと引き離され、単身で査問会に臨むことになる。

© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story32.html

感想

今回は同盟側の話です。ハイネセンでヤンの査問会が始まりました。
多少カットされたセリフはあるもののほぼ原作通りで、こんなに丁寧にやっていって今シーズンは終わりきるのか、とやや心配になりました。
とはいえ、原作を尊重して丁寧に描いてもらえるのは嬉しいです。

冒頭で、この査問会がクブルスリー本部長やビュコック司令長官にも極秘でという命令だと示されたのは、後の展開を考えると上手いと思いました。

キャゼルヌが何か言いかけたのをさえぎってシェーンコップが、ヤングリーンヒル大尉(フレデリカ)を連れていくのかを質問していましたが、これはどういう意図があるのだろうと思いました。キャゼルヌも特にその後で何か言ったわけではないので、他に聞きたいことがあったわけでもなさそうですが。

ところで、この後のシェーンコップの、ユリアンがやきもちを焼くというセリフ、原作の時と比べて「ユリアンがフレデリカに気がある」という面が強調されているように感じました。
原作を読んだ時にはそんな感じはせず、シェーンコップの「坊やが妬くでしょうな」というセリフも、「ユリアン自身がヤンについていけなかったことが残念で、一緒にいけるフレデリカを羨ましく思う」と解釈していました。
後にユリアンがフレデリカに憧れていることも判明しますが、それでも今の時点のセリフに「フレデリカを連れていかれることに対するやきもち」という意味が含まれていたとは思っていなかったので、なるほどそういう解釈なのか、と気付かされた感があります。
言われてみると確かに今回の解釈のほうが筋が通っている気もしました。

後半の査問会自体は、よくしっかり描写したものだと思いました。
原作通りなのでアニメに対する感想というほどの物もないですが、ホワン・ルイの態度の描写が結構多かったのが興味深かったです。

最後のイゼルローンの場面、ヤンがいない状況でピンチという状況がよくわかって良かったと思います。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

ヤンはなんで引き離された時に抵抗しようとするフレデリカさんを止めたんだろう?

その後の立場が悪くなることを心配したのでしょうね。

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