世界遺産検定に準1級が出来たみたいですよ。
そうですか。今まで世界遺産検定は4級~1級とマイスターの5階級でしたが、1級と2級の間に準1級が出来たんですね。
いつできたんですかね?
公式サイトによると、2024年7月からだそうですね。
なるほど、今年が初めてなんですね。
狙ってみたら?
いえいえ、私は既に世界遺産検定1級を取得済ですので、準1級を受けることは無いですよ。
でも、1級~4級のカードを揃えてるんだよね。資格マニアなら準1級のカードも欲しくならないの?
いや、1級~4級のカードが揃っているのは結果論です。
今でこそ結構色々な資格に合格していますが、2018年当時はまだ私が持っている資格・検定といえば、情報処理系を除くと漢検・数検・理科検定くらいで、漢検以外の文系資格には縁がありませんでした。私にはハードルが高いと思いこんでいたんです。
なので、おそるおそる4級・3級からチャレンジして、結果的に4級~1級が揃っただけです。
もし仮に当時の経験がなく、今から初めて世界遺産検定を受けるとするなら2級からスタートするでしょう。私にはカードを揃えたいというような意欲は無いです。
とはいえ、1級と2級の間に準1級が出来たのは良いことだと思います。
世界遺産検定にはそれだけの人気があるということですし、それに、世界遺産検定は1級と2級の間にかなりの難易度差があると思っていました。
こちらの難易度表でも、2024年4月現在、世界遺産検定1級は「難関」の一番下に属していますが、世界遺産検定2級は「普通」の一番下で、1級と2級の間には「やや難」「普通」のほとんどの資格・検定が含まれています。
では、世界遺産検定準1級は「やや難」の一番下あたりでしょうか?
いえ、それは受けてみないとわかりませんが、とはいえ、そのあたりに入るのが望ましいとは思います。
ちなみに、公式サイトに記載が見当たりませんでしたが、私が受けていた頃はそれぞれの級に合格率保証制度があり、1級は20%以上、2級は確か40%以上の合格者を出すことになっていて、合格率がそれに達しなかった場合には合格ラインを引き下げる措置が行われていました。
もし現在も当時と合格率が変わってないとするなら、準1級の合格率は30%くらいに設定されるのかと思います。
公式サイトを見ると、海外の対象世界遺産の数は、2級が300に対して準1級は700のようですね。
「2級までの勉強の延長上で数が2倍以上に増えた」というイメージで良いのかな、と思います。
「基礎知識」の出題率も、2級が20%に対して準1級が15%と減っていますから、その分海外の世界遺産を覚えてくれということなのでしょう。
1級の「基礎知識」の割合が25%に増えているのが、1級だけは出題内容の毛色が違うことを示しているわけで、準1級は1級よりも2級に近いような気がします。
とはいえ、準1級は「「映画」や「文学」、「海賊」など、世界遺産の周辺のテーマでの分類もされている」という話ですよ。
なるほど、もしかするとそういった芸術や歴史など、興味を持たれそうなテーマが増えるのかもしれませんね。
興味出てきた?
いや、面白そうだと思ったとしても私が受ける可能性はほとんどないですよ。
もしかして簡単だとか思ってる? 1級持ってるからって合格するとは限らないよ?
もちろん簡単だとは思ってませんし、合格できるとは限らないというのはその通りです。優先度の問題です。
万が一将来的に「もう受けたい資格・検定が無くなってしまった」という状態が発生したら考えるかもしれませんが、今のところそんな状況が発生することは考え辛いですので、過去に合格した検定試験は上の級でなければ受ける可能性はまず無いです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。