引き続き「聖女の魔力は万能です」のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。
- 「聖女の魔力は万能です」第1期サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
スライムの襲撃を受けたセイたちは、王都から支援に駆け付けたユーリとアイラの加勢で無事に森から撤退した。その後、コリンナの協力で「聖女の術」を自在に発動できるよう練習に励むセイ。再編成した部隊で再び森へ向かうことになるが、過去に魔物討伐で一帯を燃やし尽くしたユーリの参加に、故郷の森を愛するレオは心配顔をする。行く手にはまたしてもスライムが出現するが、目的地は森の奥深くにある瘴気が渦巻く沼。巨大な怪物のようなスライムも襲いかかってくるなか、セイは「聖女の術」で沼の浄化を試みるが……!?
©2021 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能です」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/1st/story12.php
感想
前回の最後の場面でユーリとアイラが加勢したので、今回その理由が明かされるかと思ったのですが、加勢した理由の説明は特にありませんでした。
無事に撤退しただけで場面が変わってしまいやや拍子抜け感があります。
もしかすると原作では説明されていてアニメ化しにくいために割愛されているのかもしれませんが。
ユーリ自身が加勢するのは良いとして、アイラを連れていった点に何か深い理由があるのかと思ってましたが、何も理由の説明がなかったところを見ると、単にアイラが実力者だから連れて行っただけのような雰囲気です。アイラも素晴らしい才能を持っているのでしょうけど、実戦については初心者でしょうし、もっと経験豊かな人たちのほうが良い気もします。まあユーリに何か考えがあってのことだとは思いますが。
とはいえ、戦闘参加者がほぼ男性でセイ一人だけが女性という状況だったところに、可愛らしいアイラが加わるということ自体、チームのモチベーションアップに役立ったりすることはあるかもしれません。モチベーションだけが目的ならアイラでなくても良いかもしれませんが、アイラは魔法をしっかり使えてそこそこ役に立つわけですし。
さて、セイが使う聖女の術にも一つ欠点がありました。発動させると体力を凄く消耗して、あまり何度も繰り返すことが出来ないようです。
今回の描写からすると、術による影響が大きければ大きいほどセイの体力も消耗されるようです。
さすがにそれくらいは仕方のないところ。
それと、対象から距離が離れていても効果が薄くなるというのもありそうです。
戦いの後のセイの表情が暗かったのは、「もう少し術の発動が早ければ森が燃やされる必要もなかったのに」といった感じでしょうか。術の発動まで色々と集中力が乱されることがありましたので、一瞬で発動できていれば、というのはあるかもしれません。
セイがアルベルトに送ってもらって別れる時に「これ以上を望むのは……」といった気持ちの描写があり、アルベルトとの恋愛の進展を望んでいるのかと一瞬思いました。でも、さすがにそれは無さそうです。
その後は森の復活場面が続いていましたし、仮にあの夜にアルベルトとの恋愛が進展していたとしたら翌日のセイがあんなに冷静にいられるとも思えませんし。
ともあれ、セイの術のおかげで森も復活。
何だか、凄いことをやってのけた割には感謝が普通の感じで終わった感がありますが、セイとしてはあまり大げさにしてもらっても困るでしょうし、それで良いのでしょう。
ということで、第1期終了です。
ここまでのところ、セイが本物の聖女で、アイラは聖女ではなかったが優れた魔法の才能を持つ少女、という流れで進んでいますが、どうもこのままで終わる気はしません。まあセイの術が異常なのは確かですが、アイラも召喚された一人であることや、セイが正式に鑑定されたわけではないことには意味がありそうな気がしています。
果たしてどうなることか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
セイちゃんがポーションたくさん作ったけど、薬草は無くなったりしなかったのかな?
おそらく王都よりも大量に生産しているのでしょう。