引き続き「聖女の魔力は万能です」のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。
- 「聖女の魔力は万能です」第1期サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
王宮の執務室で、ジークフリート国王はヨハンとエアハルトからセイの優れた魔力について報告を受ける。一方、当のセイも自らが人並み外れた魔力を持っていることを自覚していた。考えられる理由は「本物の聖女」だから。しかし、それを積極的に喧伝するつもりはなく、できれば普通の人として過ごしたいと思っていた。ある日、ポーションを大量に作りすぎたセイは、ヨハンから強制的に休みを言い渡される。調べ物でもしようと立ち寄った王宮図書館で、不意に声をかけてきたのはジークフリート国王だった……。
©2021 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能です」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/1st/story04.php
感想
あの王子の父、ということでジークフリート国王が登場しました。
王子と違って良識的な人柄のようで、セイに好意的に接してくれています。
いや、王子の性格が本当に悪いのかどうかはわからないですけどね。
ただ、もう一人の召喚されたアイラさんのみ大切に扱っているところからしても、今回の第二騎士団の人たちの反応からしても、良い性格とは言い難そうです。
まあ、今はセイが本物の聖女っぽい流れで話が進んでいますが、アイラさんも召喚された理由は何かあると思います。いずれ再登場することは間違いないでしょうけど気になるところです。
さて、今回はセイが初めて回復魔法の使い方を学び、並の魔導士では使えないはずの回復までこなすまでになってしまいました。
まあセイが勉強熱心なのは良いことですが、身につける速さが異常で、明らかに普通の人とは違う感があります。
セイとしてはあまり目立ちたくない、しかし目の前の怪我をした人は放っておけない、と、ジレンマがあったと思います。
兵士の怪我が全回復するのは良いことなのは間違いないですが、ためらう気持ちと治したい気持ちの板挟みになる気持ちががすごく伝わってきました。
まあ、最初の人にヒールの魔法を試すのは良かったと思います。本当に出来る保証はないわけですが、ダメでもともと、半信半疑で試す価値はあったと思います。
ですが、自分に治療が可能だとわかった時点で、上司に相談したほうがベターだったような気はします。
命の危険が迫っていて緊急性が高い状況なら別ですが、今は緊急性は無いわけで、勝手に治療すると他の治療記録と整合性が合わなくなったり、噂が無秩序に広がったりして問題になったりする可能性も無いとはいえません。
とはいえ、一人だけ治して他の人は無視するのもどうかという気持ちはわかりますし、そういったセイの気持ちも上司のヨハンさんはわかっていたと思います。
まあ基本的に自分たちにとって非常に強力な能力ですからね。範囲回復が使えることもセイが独断で行動したからこそわかったことですし、とがめるようなことではなく、むしろ褒めるという判断は妥当かと思います。
セイの、目の前の人たちの怪我が治ったことに対する嬉しさと、自分はこれからどうなるのだろうという不安の混じった気持ちは、ヨハンやアルベルトには手に取るようにわかったことでしょう。
次回の展開予想
セイが聖女かどうか鑑定をすることになります。「聖女である」と鑑定されそうな雰囲気できていますが、「聖女ではない、聖女とは別の何か」となる可能性も少しありそうな気がします。
まあとはいえ、作品タイトルで「聖女の」と言い切っていますので、やはり聖女でしょうか。
聖女だと認定されたとして、本人の希望や現在の状況からして、ひとまずその情報は秘密にされる、という流れでしょうかね。
変に噂が広まったりすると、王子やアイラさんの立場が微妙なものになる可能性もありそうですし。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
セイちゃんついに魔法使いになっちゃったね!
いえ、魔法を扱えるというだけで、「魔法使い」という職業になったわけではないかと。