実質的にはメグ回？――ご注文はうさぎですか？？第3羽「回転舞踏伝説アヒル隊」【アニメ感想】

ストーリー

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TVアニメ「ご注文はうさぎですか？？」公式サイト

喫茶ラビットハウスにやってきたココア。実は、そこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店で…。お店で出会う女の子たちも、クールでちっちゃいチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位からかわいさと笑いが炸裂！

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©Koi・芳文社／ご注文は製作委員会ですか？？

感想

チノ・マヤ・メグのチマメ隊が中心のエピソードです。
写生大会と創作ダンスがありその対策をしようという話です。
ちなみにタイトルの「アヒル」は本筋には関係なかったようです。

今までマヤ・メグはセットで描かれていて、個性はあるにしてもマヤがリゼ派、メグがココア派というくらいで、チノの相方という扱いでしかありませんでしたが、今回の話ではチノよりも二人のほうが目だった感がありました。
特にメグ。メグ母も登場しましたし、今回はメグ回と言っても良いくらいです。

前半の絵の話。
リゼが絵が上手いのは、確かにカフェアートでそういう感じはありましたが、ティッピーの絵をみる限り、メグも十分上手いと思います。
自分の絵は普通だと溜息をついていましたが、あれだけ普通に描ければ素晴らしいです。

千夜も含め、それ以外の登場人物は絵は得意では無い様子ですが、個性豊かで皆何らかの得意分野を持っていますから良いんじゃないですかね。

後半は創作ダンスの話で、3人の中ではマヤがリーダー的な存在で隊を引っ張ってます。
3人の性格からすると自然とそうなりそうです。

ただ、クラシック的な音楽を聴いてメグの体が勝手に踊り出した話は面白かったです。
音楽に魔法がかかっているのかと疑うチノに、実はメグはバレエを習っていたというマヤ。
マヤ自身もバレエ経験者という話を聞いて、では自分もバレエをすれば創作ダンスの課題も出来るはず、とやる気を出すチノ。
こんな感じで、笑い要素もありつつ前向きな展開は良いと思います。

何だかんだで、差し入れにきたココア、リゼ、千夜、シャロもレオタードになってしまう流れはごちうさらしくて微笑ましいです。
リゼとシャロのコンビ、良いですね。
才能があるなら特待生として無料にしては、とも思いましたが、まあ一般のバレエ教室ではそこまでは難しいでしょうし、リゼがやらないならシャロもやる気が出ないだろうから、仕方ないところですかね。

ともあれ、これまで描写は少なかったものの、メグが内気で友達が少なそうだということは想像できます。
マヤ以外の友達をたくさん連れてきて、しかも楽しそうにするメグを見て、メグ母も嬉しかったことでしょう。

チノのレオタード姿も可愛かったですが、まあ今回限りでしょうね。
まあでも、前回がメイドで今回がレオタード。
無印の時の水着回もそうですが、5人を色々な姿にするのも作品の醍醐味のようなので、そういったあたりも楽しみにしたいところです。

次回の展開予想

次回のタイトルは「ココア先輩の優雅なお茶会　チュートリアル」。
今回よりも内容が予想しやすいタイトルです。
とはいえ、本当にココアがお茶会を開くとは断言できません。
「チュートリアル」という単語も気になりますね。

ラビットハウスはコーヒー以外にも紅茶くらい置いているでしょうから、紅茶を入れるのには慣れているでしょうけど、「優雅なお茶会」という言葉は和風な印象ですよね。
和風といえば千夜さん。
ということで、ココアが千夜と何か会話しているうちに千夜に触発されて、自分も茶道をしてみたくなった、という流れと予想しますがどうでしょうか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。