銀河英雄伝説Die Neue These第18話「流血の宇宙」の感想です。
なお、私は原作と旧作のアニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
帝都オーディンを脱出したリップシュタット貴族連合は、ガイエスブルク要塞を拠点と定めた。帝国軍最高司令官ラインハルトは、彼らを「賊軍」を呼び、これを征伐すべくオーディンを進発する。貴族連合の艦隊司令官メルカッツは、敵軍を自陣に誘いこむべきと唱えるが、戦意盛んな若手貴族らはシュターデンとヒルデスハイムを指揮官に要塞を進発。ラインハルトはミッターマイヤーに出撃を命じる。ついに「リップシュタット戦役」の火ぶたが切られた。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
ps://gineiden-anime.com/story18.html
感想
今回は帝国側の話です。
内乱での戦闘が続いていきます。
シュターデン提督の案をランズベルグ伯アルフレットが支持したのは良いですが、さらに自ら指揮官に名乗り出たのは疑問が残る改変のような気がしますがどうなんでしょう。
まあ、彼に続いて次々指揮官に名乗り出ていますし、そのほうがわかりやすいですかね。
道原版にもあるように、別動隊案は却下されたのかと思ってましたが、「案自体は生き残っていてその指揮官になるために活躍しようとする」という今回の流れも、わかりやすくて良い気もしました。
アルフレットはあまり美形に描かれていませんでしたが、旧アニメでの印象を無視するなら、言われてみるとアルフレット本人が美形だという描写は無かったかもしれません。
ミッターマイヤーとロイエンタールの帝国の双璧が活躍します。
アムリッツア会戦でも戦闘はありましたが、この時は多くの提督のの一部といった感じがありましたので、この二人が重要な役割を演じるのは初めてのような印象です。
オフレッサーの言葉にラインハルトが激怒する場面、ラインハルトの表情の変化が良かったと思います。
落とし穴の場面、旧アニメよりも道原版に近い感じで派手に落ちてましたが、「脱出できないのが明らか」という点では良かったと思います。
ただ、「古典的な方法」という意味合いは薄れたかな、と。
オフレッサーが解放される場面も結構な改変がありました。
まあ、「改変」されたこと自体に違和感はありますが、ああ言わないと素直に戻ってくれないかも、というのは確かに思います。
あとは、やはり戦闘機や爆発の炎などがリアルな雰囲気で綺麗だという印象が強かったです。
ボリス・コーネフとマリネスク氏も登場しましたが、ボリスはともかく、マリネスクはなんだか前作までの可愛気というか愛嬌が少ない容姿になってしまった印象があります。
とはいえ、前作はキャラに美形が多かったというのはあります。
今回、モテる設定のキャラは美形ですが、マリネスクさんは「憎めない」という設定はあっても異性関係の設定は無いですからね。まあ今後見慣れていくことでしょう。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
女性キャラが全く登場しない回だったねー!
今後も戦闘シーンの回はそうなることも多いと思いますよ。