引き続き「終末トレインどこへいく？」の感想です。
『終末トレインどこへいく？』公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
稲荷山公園駅の一帯は、街の外からやってきたボスに支配されて、支配階級と自由を奪われた市民とに分けられていた。静留と玲実は市民の力を借りて、幽閉されていた“ドクター”のマコトをなんとか助けだすが、静留はボスの手によってもう一度捕まってしまう。ドクターから晶の治療法を聞き出した玲実は、治療に必要なキノコを手に入れるため、囚われの静留を救うため、ボスとその兵隊に戦いを挑んでいく！
©apogeego／「終末トレインどこへいく？」製作委員会
https://shumatsu-train.com/story/05.html
感想
今回はこれまでよりも面白さが上がった感があります。
いや、別に今までつまらなかったわけでもないのですが、今回はスリルありアクションあり友情あり圧倒的な力による爽快感ありといった展開で当面の問題も解決して、これまでの中で一番スッキリした感はあります。
今回はやはり玲実中心の回で、特に晶にもらったブレスレットを壊された時の暴れっぷりは爽快感すらありました。まあ静留が止めてくれてホッとした感はありましたが。
ただ、玲実はアクションでの活躍っぷりは良かったですが、ドクターを晶のもとに連れていった時はちょっと慌てすぎな感はありました。今話の最初の静留の駆け引きも玲実がぶち壊してましたし、頭を使う場面にはちょっと弱いかなという印象はあります。まあ今回は晶が大変な状態で焦っていたので仕方ない部分もありますが。
ドクターが科学者だと知った時に玲実は医者じゃないとダメだという反応をしていましたが、晶が普通の病気ではないことは明らかで、むしろドクターが普通の医者だったら何も出来なかったように思います。まあドクターが7G研究者だったのは都合が良過ぎると思えなくもないですが、晶の症状は都合が良過ぎることが起きないと治らなそうでしたのでそこは気にしないほうが良さそうです。
善治郎さんとの通話、撫子も出来たんですね。晶と静留にしか無理かと思っていました。
まあノートを片手に頑張って叩いていたようですが、自由に会話をするにはそれなりに練習が必要な気はします。
玲実には難しそうな気もしますが、でもまあ他の3人が出来るのだし頑張ればできるものかもしれません。
そして、ドクターの過去や善治郎さんとの意外な関係が明かされました。
7G研究に関わっていたという話でしたが、7G事件についてドクターを責める人がいなかったのは良かったです。関わっていたというだけで、どのくらい責任があるポジションだったかはわかりませんし。
「この世界を元に戻す」というのは不可能のように思えますが、ただ今回晶が元に戻ったことからすると、あの世界がもとに戻る可能性も皆無では無さそうです。
ボスについては、小人のボスだからまあ普通の人間かなとは予想はできましたが、静留や玲実のほうが強そうでしたね。
静留がボスにちょっと同情したようなそぶりを見せたので、改心させる流れになるのかと思いましたが、玲実の突入から結局のところ許さないという結論になったようです。まああまり好印象は持てない人物でしたので仕方ないところでしょうか。
次回の展開予想
稲荷山公園駅の件が一段落ということで、次の駅で新たなイベント発生だと思います。
晶、玲実の活躍が済みましたので、順番的に次は撫子が中心になるエピソードの番だと思います。
まあ、どんなエピソードが来るかは予想がつかないですが……
晶と玲実の調停役になる撫子の活躍となると、例えば、次の駅での出来事で両極端な選択肢が2つ出てきて、晶と玲実がそれぞれの選択肢を主張して突き進んでしまうものの、撫子は折衷案がベストだと考えて行動し、ピンチになる二人を撫子が救う結果になる、といった流れが考えられますが、どうなることか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
晶ちゃん、きのこだとダメだったのになんで本で復活したんだろう？
精神的な問題でしょうね。玲実さんとの思い出が記憶を蘇らせるきっかけになったのでしょう。
