引き続き「終末トレインどこへいく?」の感想です。
『終末トレインどこへいく?』公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
隣駅の東吾野駅に着いた静留たちを出迎えたのは、頭にキノコの生えた住民たちだった。「必ず入ってくださいね」とおすすめされたミストサウナ、さらにキノコ料理まで堪能して、みんなは旅の疲れを癒していく。あまりにも親切にされて不審に思う晶だったが、気づいたときにはすでにキノコの魔の手が迫っていた……はずなのに、なぜか静留、撫子、玲実の3人は幸せそうにしている!?晶はこれを何とかしなきゃと、たった一人で立ち上がる!
©apogeego/「終末トレインどこへいく?」製作委員会
https://shumatsu-train.com/story/03.html
感想
東吾野駅での、頭にキノコが生えた人たちとのエピソード。そして晶活躍の回でした。
正直、前回までは晶は性格に難があるかなと思っていたのですが、今回の話での晶の活躍で、私の中での晶の好感度がグンと上昇しました。現状一番好きなキャラクターになったかもしれません。
冒頭に葉香と4人との思い出が描写されましたが、幼い4人それぞれ可愛かったです。
4人を出迎えた女性は一見親切そうでしたが、たまに話し方が怖くなる部分があり、視聴者目線では怪しさいっぱいという印象ですが晶だけがそれに気付いていた様子でした。
静留たちも油断しすぎという感はありますが、とはいえ、吾野を出発してから初めての駅であり、出会う人たちが敵だという発想を持てなかったのも仕方のないところかもしれません。
ミストサウナの誘いに乗らなかった晶はさすがでした。明らかに怪しかったですからね。
ともかく話の流れに引き込まれる展開で、後半、絶体絶命になった場面、晶の必死の説得も効く様子がなく、ここからどう乗り越えるのかすごく気になる展開でした。
静留にわずかに残っていた理性で葉香を思い出したのがきっかけとなったわけですが、なるほどこのために今回葉香とのエピソードが描写されたんだなと納得しました。まあ今までも葉香とのエピソードは何度か断片的に描写されてきましたが、今回は旅の途中にしては葉香との思い出が強調されていたなと思ったので。
晶が善治郎さんとのやり取りができたということは、前回の水没の影響は残らなかったということですかね。結果はともかく、こうやって何とか解決策を見つけようとする晶はすごく頼もしかったです。
楽しく短く生きるのがいいかどうかというのは深いテーマだと思います。
平和な世界ならともかく、体制が崩壊して状況が一変した世界ならそういう考え方もありなのかもしれません。とはいえ静留たちは女子高生で若いわけですからその選択はちょっと酷かなとは思います。
まあ、キノコ側としては仲間を増やしたかったのでしょうけど、ゴーヤ側と分かり合えなかったのは仕方ないことかもしれまえん。
ともあれ、今回は晶の判断に救われたというのは確かでしょう。もし晶にもキノコが生えていたら4人とも無気力になって誰も抵抗せずに終わりでした。
なので、もっと晶に感謝するべきだというのは正論だと思います。
晶がトイレを怖がったりする場面もちょっと可愛らしかったです。まあ実のところ可愛らしいかどうかなど言っていられないような怖い状況でしたが。
そして、最後に晶が食糧のお礼を言う部分も良かったです。実際に助かったわけですし。晶としてはあれだけ怖がっていた相手だったわけですが、相手には相手の生き方があって分かり合えないのは仕方ないと思い知ったところでしょう。それでも感謝だけは伝えた晶にますます好感が持てました。
次回の展開予想
今回、晶のおしりに何かが生えたかのような描写で終わっていました。
当然これは次回以降の伏線になると思います。
キノコが生えた可能性もありますが、晶一人が逃れた展開でおしりに生えるという流れはちょっと考え辛いです。そもそもキノコ話は今回で終わったはずでそれを次回に続けるとも思えません。
まあ、ミストサウナに入っていれば防げたはずの病原菌か何かの影響の可能性はありそうです。
晶は隠そうとしていましたが、さすがにすぐにばれるでしょう。
ということで、キノコかどうかはわかりませんが晶のおしりに生えた何かを消すために次の駅で行動を起こすことになりそうな気がしますが、どうなるか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
頭からキノコを抜いて跡とか残らなかったのかな?
生え方にもよりますが、その部分の髪が抜けても不思議はないですよね。