4人とも個性的！――けいおん！第1話「廃部！」【アニメ感想】

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

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「けいおん！」2009年TBS・BS-iにて春放送予定！

www.tbs.co.jp

春、新入生がクラブを決めるころ。田井中律は幼馴染の秋山澪を連れて軽音部の見学へ行く。

しかし部員全員が卒業してしまった軽音部は、新たに４人の部員が集まらないと廃部になってしまうという。

合唱部の見学にきた琴吹紬を仲間に加え、最後の一人を探していると…。

©かきふらい・芳文社／桜高軽音部
https://www.tbs.co.jp/anime/k-on/k-on_tv/story/story101.html

感想

出だしから、「食パンをくわえながら走って登校する女子高生」という展開に笑いました。
ただ、10年前の作品なので、まさか食パン遅刻の女子高生はこの作品が発祥だったりしないだろうか、と一瞬心をよぎりましたが、調べてみたら、もっとずっと古くからあるようです。
まあそうですよね。そんなに新しいわけはないです。

さて、OPでロックバンドの演奏が描かれていました。
私は比較的バンドに興味があるほうで、以前はよくアマチュアのロックバンドのライブを見に行ったことがあります。
もう十数年前。この作品が出るよりも数年前が一番通っていた頃です。

なので、この「けいおん！」は、私にかなり親和性がある作品だと思うのですが、どういうわけか完全にスルーしてました。
まあ、熱しやすいタイプなので、ハマって時間が大量に取られるのを恐れていたのかもしれないです。

いずれにせよ、懐かしい気持ちを持ちつつ見ることが出来そうで、とても楽しみです。

廃部寸前のメンバーのいない軽音部に入ったみおとりつの二人に、まずつむぎが加わるわけですが、この3人のやり取りもかなり楽しかったです。
りつがみおに、昔の約束について語った演技。
一瞬うるっときそうでしたが、やはり嘘でしたか。
とはいえ、りつのオーバーなアクションは楽しいですね。
ムードメーカーとして活躍が期待できそうです。

つむぎさんも優しいですね。
合唱部に入りたかった様子ですが、りつがメンバー集めに必死になっている様子を見て気持ちを変えたようで。
まあ、この2人の漫才っぽいやり取りが楽しそうだったというのも確かですが。

ポテトを買う場面など、ちょっと浮世離れしたお嬢様っぽい印象で、落ち着いて優しい雰囲気ながら天然系の笑わせ要員になってくれるのかもと思いました。

唯の想像で「サツガイする」という人物が出てきましたが、DMCのクラウザーさんじゃないですか。
この人、久々に見ました。
DMCのほうが少しこのけいおんよりも早かったんだな、と思い出しました。

唯を入部させようとする場面の3人のアイコンタクトは凄いです。
まあ、今は唯の実力どうこうより、入ってもらうことが最優先ですからね。

そして、せめて演奏だけでも聴いてということになり、3人による「翼をください」の演奏。
素朴な、でも心のこもった演奏でした。
でも、そういった印象が唯を感動させるのかと思いきや、「あまりうまくないんですね」とは。さすが唯。

まあでも、初心者の唯にとっては、確かにあまりうまくないほうが入りやすいことは確かでしょう。
とはいえ、演奏の質はともかく、3人の演奏の、一生懸命でも楽しそうな姿が心を動かしたことは疑いありません。

という感じで第1話は終わったわけですが。
今後はこの4人を中心に展開していくのでしょうが、4人とも好感の持てるキャラで良かったと思います。

この第1話だけでもかなり4人それぞれの性格もわかったし、やり取りにも入り込めたし、今後のストーリー展開も楽しめそうです。

まあしかし、唯は完全初心者という設定ですが、これからどうやって実力をつけていくのか……

次回の展開予想

次回は唯がギターを初めて触る展開になることは確実ですが、とりあえず借りて弾いてみるのか、思い切って買ってしまうか。

楽器屋さんに行って、あるギターに一目惚れして、ちょっと高いけど手を出せる金額なのでそれを買うことに決める、というような展開が王道でしょうか。

ギターなのでコードを覚えたり指で押さえたりが大変で、練習が嫌になったりしますが、他メンバーと何かエピソードがあり、あらためて頑張ろうと決意する……
こういった展開が考えられますが、果たしてどうなることか。
気まぐれで入部したような感じなので、まだまだ決意を固めるまではいかないかもしれないですが。