さて、今日から「聖女の魔力は万能です」のアニメを見た感想を書こうと思います。
原作も読んだことのない初見での感想になります。
ちなみに、この作品を見ようと思った理由は、第2期が開始されるという話題を見て主人公のキャラクターが気になったためで、いくつかの作品と同様周回遅れのスタートになります。
今シーズンのうちに追いつくことができるかどうか。
- 「聖女の魔力は万能です」第1期サイト
初見作品ですので「次回の展開予想」の対象ですが、まあ別に「当てよう」としているのではなく思ったことを適当に書いているだけですので、適当に流してください。
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
小鳥遊聖(タカナシ・セイ)は、ちょっと仕事中毒な20代の会社員。ある夜、残業を終えて帰宅すると突然光に包まれ、異世界の王宮に「聖女」として召喚されてしまう。ところが、現れた王子は同じく召喚されたもう一人の少女に夢中で、放置されたセイは暇を持て余す。そんな時、王宮敷地内で出会った青年・ジュードに案内されたのは薬用植物研究所。元々植物好きで研究所に興味を持ったセイは、そこで研究員として働くことになるが、薬草と魔法を使ったポーション作りで思いがけない能力を発揮することに……。
©2021 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能です」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/1st/story01.php
感想
もともと現実の世界の人がファンタジーの世界に行くという設定は防振り(痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。)に似ている面もありますが、防振りは完全にバーチャルなゲームの世界なので自由に戻れるのに対して、こちらは強制的に召喚されたので戻れるかどうかわからない、という決定的な違いがあります。
それと、防振りは女性キャラの比率が高かったのに対して、こちらの登場人物は主人公のセイ以外はほとんど男性。召喚されたもう一人の少女と侍女の高齢な女性以外は当分女性キャラは出なさそうな雰囲気です。
魔物との戦いが日常になっている世界で活躍するのは男性が多くなるというのは自然かもしれません。
まあ、主人公が女性の恋愛ゲームでは攻略対象キャラは複数の男性キャラになりますし、この作品はその世界観に近い印象はあります。
ともあれ、第一回を見た限りでどうしても気になることが一点。
普通の会社員生活をしていたセイが突然召喚されたということですが、元の世界では突然行方不明になったことになるはず。
時間の経過がどうなるか定かでないので、戻る時には元の日時に戻れるというなら問題ないのですが、どうなのでしょうか。
セイもそのあたりが気にならないはずはないと思うのですが、あっさり諦めて新しい世界に順応したようにも見えます。
まあ、どう頑張っても戻れないのであればそうするしかないわけですが。
今回のエピソードは起承転結の「起」で、何も知らないセイ視点で進んでいって、この世界の状況が少しずつ理解できるようになっていく流れは良かったと思います。
セイ自身に秘められた魔力がありそうだという話で、召喚対象に選ばれた時点で何かあるのは間違いなさそうです。
もう一人の少女もおそらく召喚対象になった理由はあるのでしょうけど、救って欲しくて召喚したのに現状を教えないのもどうかという感じですね。まあこのあたりはそのうち描写されるでしょう。
今回、最初の風景が綺麗だったのが印象的でした。
異世界の住人で何も知らない状況で、周囲が好意的に接してくれていたのも好印象です。まあこれはセイの立場によるのも大きいでしょうけど。
召喚しておいて放置されたという点については、まあおそらく王子個人の問題だと思います。とはいえセイの気分が悪かったのは仕方ないところ。後で見返して欲しいですね。
それと、最後場面でのセイの「飲みなさい!」の命令口調も良かったです。目の前の命を救いたいという気持ちが伝わってきました。
次回の展開予想
さて、ストーリーを知らない初見の作品ですので「次回の展開予想」の対象です。
まずは、セイの秘めた才能が徐々に明らかになっていく展開でしょうか。
今回瀕死の重傷者を救ったことで、セイの能力が研究所以外の人にも知られていきそうです。
魔法を使える世界とのことですから、セイが何らかの魔法を習得していく展開かもしれません。まあ「聖女の魔力は万能です」という作品タイトルからしても、ものすごい回復能力に目覚める流れなのは間違いなさそうです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
重症者を一瞬で直しちゃうポーションってすごいね!
魔法が使える世界ですから、色々と奇跡的なことも起きやすいかもしれません。