引き続き、『BLEACH 千年血戦篇』の感想です。
- TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
「見えざる帝国」による尸魂界殲滅戦が始まった。瀞霊廷内に幾本もの巨大な霊子の火柱が立ち上る。敵勢力・星十字騎士団の廷内への侵入を許してしまった護廷十三隊は、瞬く間に多大なる犠牲者を出す事態となる。隊長格の死神が前線に加わるが、敵に攻撃が通らず戦況は好転しない。朽木白哉をはじめとする隊長たちは、状況を打開するためにもそれぞれ卍解する決意を固めるが…。
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
https://bleach-anime.com/story/?id=04
感想
圧倒的な強さを持つ敵。
対する味方の戦力も封じられ、ここからどう盛り返していくのかも見えない展開になってきました。
何だか展開に引き込まれて、今回の話はすごく短く感じました。
おそらく、今回は護廷十三隊の隊長・副隊長の知っているキャラクターが多く登場したので、前回までよりもストーリーへの感情移入が大きかったのかなと思います。
二・六・七・十番隊の各隊長の卍解が次々と奪われました。
逆に奪われなかった隊長を考えると、十二番隊は別枠として、一、四、八、十三番隊といった落ち着きある年長者組と、三、五、九番隊の新参組。新参組とはいっても、かつて隊長経験のある人たちですから実質的には古参の部類。
若い隊長たちが熱くなって失敗した感があります。
まあ、涅隊長の言っていた、解析が終わるまで待てなかったのか馬鹿どもという言葉も、もっともです。
涅隊長の解析力には京楽隊長も信頼を寄せていましたし、涅隊長の情報があればもっとうまく戦えたでしょうけど、そこは相手のスピードが勝ってました。
三番隊の鳳橋隊長。
見慣れていないというのもあり、誰だかすぐにはわかりませんでした。
ナルシストなミュージシャンということで、仮面の軍勢の時のローズの姿のほうが似合ってた気もします。もっとも、既にイヅルと良い関係を築けていた様子なのはさすがです。
六番隊では、部下たちの苦戦にまずは恋次が登場して、続いて朽木隊長も登場しました。
朽木隊長が卍解を封じられるのを覚悟で放とうとした時の、この技が封じられたら恋次の卍解に託すというセリフが良かったです。
もちろん結果的には良くない行動だったわけですが、自分の技が犠牲になることを覚悟して、今後の恋次を信頼したという言動が良かったです。
まあ、朽木隊長も結構仲間思いの行動を取ることが多いですが、初期のインパクトと一見クールな性格が強烈なので、こういった仲間を信頼する言動が割と印象に残る気がします。
七番隊狛村隊長はバンビエッタさんとの対決。
ワンちゃんと美少女の対決ということで、熾烈な戦いの中でもここだけは比較的華があった感もあります。あ、いえ、もちろん二番隊の砕蜂隊長も華がありましたが。
十二番隊涅隊長の解析力はさすがです。
やはり戦いには力も必要ですが「情報」という要素も非常に重要です。
そして阿近さん。
自分が全責任を負うから一護を呼び寄せようとする判断、決断力が頼もしかったです。
こういった、初期の頃は全然目立たず脇役だと思っていたキャラが予想外に重要な活躍をしていくのは、見ていて気持ちが良いです。
とはいえ、頼みの一護も閉じ込められてしまい、果たしてどうなるかといったところで次回です。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
今回の敵には卍解が通用しないんだから、奪われても奪われなくてもどっちにしろ同じじゃないのかな?
解析すれば奪われない方法が見つかるかもしれませんし、奪われた物が相手どのように利用されるのかもわかっていませんので、やはり手痛い損失のように思いますよ。