ワールドトリガー3rdシーズンの感想の続きです。
いよいよ、この試合のいちばんの見どころです。
- ワールドトリガー
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の東映のサイトから一部引用します。
遊真とヒュースの共闘により影浦をベイルアウトさせたものの、初手で1番大きなダメージを与えた鈴鳴第一に点が入ってしまう。
惜しくも影浦を獲り逃がしたが玉狛第2はそのままの勢いで鈴鳴第一の来馬、村上に猛攻をかける!
接近戦を試みる遊真とヒュースだったが守りに徹する攻撃手アタッカーランキング4位の村上に苦戦を強いられる。
だが、遊真とヒュースはエスクードを使った戦い方で意表をつき、村上をベイルアウトさせる!
しかし、修にも大ダメージが入ってしまい――。
©葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
https://www.toei-anim.co.jp/tv/wt/episode/summary/5/
感想
「無双」ということで、玉狛第二の攻勢です。
「この試合の勝敗」でいうなら、影浦が倒された今、玉狛第二が非常に有利と言えるのですが、玉狛第二としては「点差をつけて勝つ」という課題があります。
思うように点が取れない展開で、どうなるか。
ヒュースがこの試合でバイパーを使わない理由は割と明らかだと思うのですが、修は気付かない様子。
先読みが出来る修とはいえ、目の前の試合で苦戦してる以上やむを得ないか。
さて、玉狛第二が意図的に影浦隊に点数を与えないようにしていますが、影浦隊のほうも逆に玉狛第二に点数を与えないような行動を取っているようです。
影浦隊自体は遠征を狙っているわけではないので、玉狛第二が勝ったとしても、ユズルが個人で選出されれば「千佳と一緒に行く」という目的は果たされるはずですが、「ユズルが千佳を守る」という目的であれば玉狛第二は選ばれないほうが良いということでしょうか。
ユズルが千佳に惚れていることが知れ渡っている以上、チームメイトがそう考えたとしても不思議はありません。
まあ、あの影浦がユズルのために動く、ということ自体、心が温かくなる場面です。
影浦は遊真を気に入っていたし、いずれゾエさんと修が仲良くなる展開もあるかもですね。
中盤は鈴鳴第一と玉狛第二の攻防。
村上の曲芸部分は一瞬に色々なことが起きる展開なので、動画だとわかりづらくなるのではと心配していたのですが、開き直ったかのように、それぞれの動きにしっかり説明が入ってました。
確かに説明がなければ「何が何やら」になるでしょうから、わかりやすく描写されたのは良いと思います。
リアルだとこんなに一瞬に色々説明できるわけない、などとツッコむのは野暮というものでしょう。
さて、東さんのダミービーコンも登場したところで、この試合最大の見どころ。
千佳のメテオラが登場します。
もちろん制作側もわかっているようで、音楽から演出から気合が入ってました。
戦術より戦略といいますが、このメテオラがあるなら、玉狛第二としてはこの試合は最初から玉狛メンバーは外に逃げ、中に他のメンバーが集中したところで爆撃を狙えば良いわけで、それをしなかったということは、今回の千佳の得点は「うっかりヒット」だったということは明らかです。
まあでも、今回のタイトル「無双」は、最初は「遊真とヒュース」によるものかと思ってましたが、やはり「千佳」のことを指してるのでしょうね。
ヒュースや村上がどんなに素晴らしい技を繰り広げたとしても、千佳弾には一たまりもないですからね。
他に攻撃されたのならどうしようもないですが、自分のチームの攻撃であれば爽快感はあります。
何度も続けていると徐々につまらなくなりそうですが、たまにはこういう勝ち方もスカッとしていて良いと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
千佳ちゃんが最初から人が撃ててたら、これまでの試合はどれも楽勝だったよねー!
そうとは限りませんよ。相手もそのつもりで対策しますし、その場合は鉛弾やワイヤーも無かったでしょうし、ヒュースさんも加入しなかったでしょうから。