引き続き、銀銀河英雄伝説Die Neue Theseの感想です。
なお、私は原作と旧アニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
帝国宰相主席秘書官としてラインハルトを補佐するヒルダは、弟のように可愛がっているいとこのキュンメル男爵から頼まれて、メックリンガー大将をキュンメル男爵邸に招いた。身体が弱く読書好きで歴史的偉人に憧れるキュンメル男爵は、多才で“芸術家提督”と呼ばれるメックリンガーに憧れていたのだ。感激するキュンメル男爵の姿を見て嬉しくなるヒルダ。しかし、秘書官としてのヒルダには、気がかりなことがあった……。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story31.html
感想
今回は帝国側の話です。ワープ実験成功までが描写されました。
このペースで原作3巻の話が今回の章の中に収まるのかが気になってきましたが、要塞の戦いが第35話まで続くとするならまだ心配する話数ではないですかね。次回が同盟側でその次からが本格的な戦いという感じで。
今回は、ケンプ宅のエピソードを除いて、基本的にヒルダ目線でストーリーが進んだ感があります。
キュンメル男爵やラインハルトの気持ちを推察する役回りとしては確かにヒルダが適任です。今回のリメイクで個人的にヒルダはトップクラスに気に入っているのでヒルダの登場が多いのは嬉しい限りではありますが。
キュンメル男爵のセリフは視聴者に向けた説明っぽかったですが、嬉しくて話し過ぎたという理由付けは上手いと思いました。メックリンガーの芸術家提督としての描写は初めてのような気がしますが、当初は旧作のルックスと違って違和感はあったものの、今回のメックリンガーもまあ確かに芸術家っぽいルックスのような気がしてきました。
ケンプ家でのやり取りは、偏見もあるかもしれませんが、いかにもフラグという感が満載でした。
実験の場面は迫力ある場面でした。今回のリメイクのグラフィックはさすがに凄いです。
ロイエンタールが、ここに爆弾でも投げられたら銀河の歴史が大きく変わるというような冗談を言っていましたが、原作では地の文にあった内容だったと思います。
仮に何かの間違いであの場所にいる人員が全滅したらどうなるでしょうね。ケンプ達がどうなっているかどうかにもよりますが、帝国の戦力が壊滅になるわけですから、文民のリヒター・ブラッケあたりを中心に同盟との和平交渉するしかないでしょうか。ミュッケルベンガーあたりを中心にした軍の組織の作り直しも必要でしょう。
最後にラインハルトが一人になろうとした時、ヒルダ達に対してケンプが理由を説明していたのはなるほどと思いました。基本的にはケンプよりもヒルダのほうが視野は広そうですけど、ヒルダが参画したのはキルヒアイスの件よりも後ですから、ヒルダは事件の具体的な場所を知らなくても不思議はないわけですね。
ヒルダ達が締め出されたような描写になっていましたが、現状はまだヒルダとラインハルトには距離があるという感じで良かったと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
実験を見るだけなら、みんなで同じ場所に集まる必要はないんじゃ?
国家の重要事項ということなのでしょうね。