引き続き、「Dr.STONE」のアニメの感想です。
- 「Dr.STONE」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
激闘が続く御前試合。準決勝で強敵・マグマを撃破したのは、ボロボロになりながらも科学の力を信じで戦ったクロムだった。試合は科学王国の完全勝利!思わぬアクシデントで千空が優勝してしまうものの優勝者に振る舞われる酒を手に入れた千空たちは、一気にサルファ剤作りを進めていく!そして遂に、ルリの病を治すための万能薬、サルファ剤が完成を迎える!
©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
https://dr-stone.jp/story/1st/15/
感想
御前試合も終了、ルリの病気も治り、一気に一件落着まで進んだ回です。
ご都合主義的な印象もありましたが、ルリが元気になった場面はさすがにぐっとくるものもありました。
御前試合については、銀狼が一気にヒールになりました。
ただ、もし銀狼の立場で本気でルリと結婚するつもりなら、もう少し頭を使っておけばという感じです。
マグマが敗れた時点で、科学チームとしてはクロムを優勝させるという暗黙の了解が成立したのだから、準決勝の銀狼と千空は本来どちらが勝っても良かったわけで、いったんは決勝でクロムに敗れる役を引き受けたふりをして千空に負けてもらって、決勝で突然裏切って優勝する、など。
まあ、後に色々としこりを残すのは間違いないでしょうが。
いずれにせよ、表面上はともかく、審判のジャスパーも含めてその場の皆の内心はクロムの優勝を期待していた状況のようで、そこから千空優勝になってしまった流れは面白かったと思います。
金狼が先代村の長たちに千空について説明したのも良かったですね。金狼は村民からも信頼されているでしょうし、金狼自身も千空を既に完全に信用している様子が感じられます。
サルファ剤の完成の裏で、ゲンにひそかにコーラを作ってあげたのも良かったですね。あのビンもカセキのじいさんにこっそりお願いしていたのか、それとも既に作ってあったあり合わせのビンを代用したのか。
もっとも、病気の状態で飲むサルファ剤はともかく、色々と化学実験があった後に残された得体の知れない飲み物を説明も無しに飲むのは結構危険な気もします。まあでもゲンがためらわずに飲んだのは、この状況で千空が危険な飲み物を残すはずがない、というメンタリストとしての判断はあったかもしれません。
千空が医学の知識も持っていたのはさすがにご都合主義な感が強いです。まあ千空の能力についていうのは今更とはいえ、肺炎かどうかの診断を下すのもある程度の経験が無いと難しそうに思います。まあ、サルファ剤で治すという方向性を決めた時点で、千空がそれなりの医学知識も持っていることは示唆されていたわけですが。
ルリが全快したのはこの作品の名場面の一つだと思います。ここまでの大きな目的達成ですからね。ぐっとくるものがあります。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
あのコーラ、ぬるくなかったのかな?
川の水で冷やしてあったかもしれませんし、多少ぬるさがあっても久々に飲む懐かしい味は美味しく感じると思いますよ。