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運も実力――ガールズ&パンツァー第11話「激戦です!」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き、「ガールズ&パンツァー」のアニメを見た感想です。

  • 「ガールズ&パンツァー」公式サイト
ガールズ&パンツァー最終章

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

ガールズ&パンツァー最終章

黒森峰女学園との熾烈な戦いは続く。火力と数に勝る黒森峰に対抗するため、長期戦に持ち込みたい大洗女子。みほは地形的に有利な山の上に陣取るため「もくもく作戦」「パラリラ作戦」を連続して展開する。だが、それには動じず、正攻法で対抗する黒森峰。ようやく山の上に集結した大洗女子は、攻勢をかけ最終的に2輌の黒森峰戦車を倒す。これで7対18。みほの繰り出す作戦が効果をあげ、試合の流れは大洗女子に傾いているように見えたが……。

© GIRLS und PANZER Finale Projekt © GIRLS und PANZER Film Projekt © GIRLS und PANZER Projekt
https://girls-und-panzer.jp/story-tv11/

感想

決勝の大洗女子対黒森峰女学園の試合の展開がじっくり描かれました。

みほの考えた戦術で強大な相手を翻弄する展開はなかなか良かったです。やはりあれだけ戦力差があると数にものを言わせれば圧勝できそうな気がしますが、劣勢なチームが頭を使って対等に渡り合うのはハラハラしつつも気持ちが良いです。

まあしかし、一歩間違えればあっさり負けていたようにも見えますので、運が良かった側面もある気はします。
やはり本来は戦力を揃えるのが基本でしょうからね。

高い場所に陣取っての砲撃戦はワールドトリガーを思い出しました。
スナイパーは高い場所を取ったほうが有利。
なので大洗女子はその優位性を活かしてじりじりと撃破していくのかと思いましたが、そううまくいくものでもなく、早々に撤退。
もっとも、「相手に紛れ込むと同士討ちを避けるために砲撃されづらくなる」という戦術は銀河英雄伝説を思い出しました。

終始独立行動をしていたの活躍が光ってました。

さて、今回の見どころは後半。川を渡る時に一年生チームを助けたみほの決断です。
かつてのみほのトラウマとなった場面。
同じような決断を迫られる場面がここにきました。

一年生たちの「私たちはいいから先に行って下さい」。
客観的に見るとそちらが正しいように見えます。
ですが、それを見捨てられないのがみほであり、そういうみほだからこそ皆がついてきた、とのこと。
この場面は良かったですね。
まあ、はっきり言って、この決断が敗北に直結しなかったのは運が良かったと思います。
もしかすると「敵はまだ間に合わない」ことまで計算に入れての決断かもしれませんが……

ともあれ、みほのために勝つんだ、と皆が気合いを入れ直したのは熱くて良かったと思います。

次回の展開予想

次回が最終回。決勝戦の決着が着きます。
数は大洗女子が不利ですが、さすがにここまでお膳立てされていたら、大洗女子の勝利しかあり得ないでしょう。
相打ちドローの可能性も多少あるかもしれませんが、この場合「勝ちに等しい引き分け」です。
「大洗女子の惜敗」は無いと思います。仮に善戦なら廃校の話が消えるとしてもです。

鍵を握るのは1年生チームだと思います。おそらく相手のフラッグ車を倒すか、そうでなくても重要な役割を果たすと思います。
そうして、「みほの決断が大洗女子に勝利をもたらした」という形になると思いますが、どうでしょうか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

相手のチーム、十何台も一緒に行動する必要あるのかな?

そこは作戦次第でしょうね。戦力分散させないで集中させて運用する手こと自体は特に問題ないと思いますよ。

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