引き続き、アニメ「トモダチゲーム」の感想です。
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
第２ゲーム「陰口スゴロク」によって、次々と暴露される5人の秘密。
絶対に知られたくない過去をバラされたゆとりは、唯一秘密を知る志法を糾弾し、疑心暗鬼へと陥ってしまう。
借金額も増え、さらにバラバラになっていく5人の絆。友一だけが頼りだと縋るゆとりに対し、友一がある言葉を掛ける。
© 山口ミコト・佐藤友生・講談社／「トモダチゲーム」製作委員会
https://tomodachi-anime.com/story/index.html
感想
前回までハイペースで進んでいたのですが、突如スピードが遅くなりました。
まあ、登場人物の心理描写が重要な作品なので、じっくり描いてくれたほうが嬉しいのですが、突然遅くなったのにちょっとびっくりです。
ゲームは実質的に全然進みませんでした。
さて、前回ゆとりが泣き叫ぶところで終わり、その理由までは明かされていませんでした。
大人の事情によりそのあたりはぼかして進めるのかと思ってましたが、やはりそんなことはなく、今回原作通りきっちり明かされていました。
まあ、あれだけ感情を爆発させておいてその理由が曖昧というのはさすがに無理があったか。
そして、今回裏切者が視聴者に向けて明かされました。
ここで明かされるのも原作通りなのでそれ自体に特に疑問はありませんが、とはいえ前2回がハイペースで展開されていて今回まだ3話目なので、明かすのはもう少し溜めてからでも良かったような気もします。登場人物のやり取りがある程度わかってからのほうが意外性は高かったかと。
もっとも、友一を除く4人の中では一番意外性の低い人だったような気もしますが……。
志法の告白は真実味がありましたし、ゆとりだって心優しいキャラに見えます。残る四部と天智でどちらが怪しく見えるかというと……
天智は立ち聞きしていた描写もありましたし、四部は嘘がつけないタイプにも見えますから、やはり天智が一番怪しくはあった気がします。
さて、ゆとりの過去の告白は気の毒というか……お金をを巻き上げるのはいじめというより犯罪ですよね。
友一がその過去を受け入れるかという話になっていましたが、受け入れない選択肢なんてあるんでしょうか。友一は恋愛感情を持っていない様子ですが、もし恋愛感情を持っていてもいなくても、この状況で拒絶するのは考えられないですが……
ゆとりが同人作家というのは好感を持てますが、学校で原稿を持ち歩くものなのでしょうか。まあ締め切りが近いなどの理由で時間を惜しんで描いているのかもしれませんが、周囲に内緒で作業をするのには不適切のような……
さて、今回はゆとりが泣きながら自分の過去の話を明かすエピソードと、天智の心の中のエピソードだけで、ゲーム自体は進んでいないのですが、次回からもこのくらいのペースで進むのかが気になるところです。
私としてはじっくり見たいのでスローペース歓迎ですが、話が進まなくてじれったくなるという意見も出てくるでしょうし、どうなることか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
じゃあ、第一ゲームでわざと「いいえ」に動かしてたのも天智君だったってこと？
まだそうとは言い切れませんが、素直に考えると他の皆さんは早くゲームをクリアしたかったでしょうから、その可能性が高そうに見えますね。
