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電験二種二次試験に行ってきた

無線・電気

電験二種(第二種電気主任技術者)二次試験に行ってきました。

お疲れさまー!

はい、疲れました。

なお、マークシートの試験なら解答速報を探して自己採点をするところなんですが、今回の試験は全問記述式で、採点基準がわからない論説問題も多いですので、自己採点は省略します。
今日は感触のみということで。

会場

会場は慶応義塾大学三田キャンパス
田町駅から徒歩でそう遠くない場所でした。

よく難関試験では周囲の人が頭が良く見えるという現象があると聞きますが、今日は自分のことで精一杯で周囲を見回す余裕などなかったです。

ともあれ試験開始です。

試験

電力・管理」から。
6問中4問を選択するのですが、さっそくつまづきました。
元々の作戦としては、それなりに部分点が狙えそうな論説を2~3問を選んで、時間を稼いでからそれなりに解けそうな計算問題1~2問に集中する流れを考えていました。

ですが、今回、「それなりに部分点が取れそうな論説」が全くありません。
問1・4・5・6が論説問題なのですが、問1・6が穴埋め問題、問5も半分穴埋め問題です。
穴埋め問題は時間短縮には有効なのですが、模範解答と異なる内容を書いた時の部分点があまり期待できなさそうな気がして、電験の二次試験ではちょっと避けたい形式なのです。

また、問2は対象座標法。私は今回対象座標を全く準備してなかったので、問2は選択できません。
問3の計算は選択できそうですが時間がかかりそうなので後回し。

ということで、こうなったら部分点を少しでも取れれば、と問1を解き始めたのですが、少しでもどころか10個のうち1個もわからないという状況。
また、それは問6も同様な状況です。

ということで、解き始めようとした問1は中止して、消去法でどうしても選ばざるを得ない問4と問5から順に進めることにしました。
問4はポイントがわからないなりにも記述しました。論点が違っていてももっともらしく解答すれば部分点はもらえるだろうかと思いつつ。
問5はほとんどノーマークだった法規の穴埋めもありましたが、割と有名な数字だったので何とか回答しました。

そして、この状況では絶対に解く必要がある問3の計算問題に進みました。
ところが、桁数の多い係数の二次方程式が出てきてしまい、とりあえず式だけ書いておいて先に進みます。
(式だけでもあっていれば部分点がもらえるという噂話も目にしていたので)

さて、あとは問1・2・6のうちから1問選んで部分点を取らねばなりません。
事前準備をしていなかった対象座標の問2ですが、小問1つくらいは部分点取れないだろうか、と見てみたのですが、どうにも見当がつかず。

やむを得ず、問6にしました。
穴埋め問題の中で答えがわかる物は無いのですが、文脈から判断して、近い意味の言葉を書いておけばもしかしたら部分点がもらえるかもしれない、と思ったので。

対称座標法を多少なりとも勉強していたら問2が選択できていたのかもしれませんが、致し方なし。

問6は穴埋めなので時間はそこまでかからないので、残った時間で、問3で飛ばしていた巨大な係数の二次方程式を解きました。
とりあえずそれらしい答えが出来たので一安心。

ということで、選択した問題は問3~問6です。
問3・問5で何点取れたか、問4・問6で部分点が取れたかどうかといった感じでした。
論説は結構部分点をもらえるという話も聞いたことがあるので、問4と問6それぞれ30点満点中5~10点くらいでも取れていれば非常に大きいのですが……

昼休みを挟んで「機械・制御」。
ここは4問中2問選択ですが、基本的には、問4と、問1・2のどちらかを選択するつもりでした。

問題用紙のページをめくって問2のかご型誘導電動機を真っ先に選択。
過去問と同じ問題だと思っての即決でした。
ただ、よく見たら3番が過去問と違って、定格トルクの半分となっていて戸惑ったのですが、定格トルクの半分ということは、つまり半分ということ?
トルクとすべりが比例するというのは比例するということ? などと、本当にこれでいいのかと自信無い感じで回答しました。

その時点で制限時間の半分の30分近く経っていたので、急いで問4に進みます。
問4は最初の小問でsに直すのを忘れたり、次の小問でステップ関数のaを忘れたことに後で気付いたりなど、色々と慌てていた部分がありましたが、問題自体は難しくなく、一気に3番まで進みました。
その後の2問は部分分数分解が入ってきて、なかなか面倒で計算があってるかどうか心配になりつつも時間ギリギリまでかけて解きました。
見直しの時間も取れませんでしたが、式があってれば部分点がもらえる方式ならまあいいかなと。

ということで終了です。

終了ギリギリまで粘ったので疲れました。
終了時刻が14:20と結構早いのはありがたいですが。

合格の可能性はどのくらいあると思われますか?

「機械・制御」だけなら合格ラインを超えた感触はあるのですが、「電力・管理」の論説が何とも壊滅状態な気がするので、微妙なところですね。
機械・制御は分量が全体の3分の1ですから何とも。

「論説には部分点がつきやすい」という噂が正しければ……、という感じです。

まあ、そもそも、第1問の水力にやられた感があります。
水力と火力はどちらが来ても選択するつもりだったのですが、そこにわけがわからない問題が来られてはどうにもという感じですね。

結果は来年だっけ?

はい。来年の1月末ごろのようです。
果たしてどうなることか。

以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。

免責事項 この記事の内容は個人が勉強のために調査した内容を記載したものであり、正確性を保証するものではありません。当記事の内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
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