引き続き「ばっどがーる」の感想です。
なお私は「ばっどがーる」の原作を知らない状態での初視聴となります。
- TVアニメ「ばっどがーる」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

上級生と下級生の交流のために行うイベント、林間学校。うまいこと亜鳥と組んで、うまいことやって、うまいことなりたい優は、亜鳥が参加したくなるような方法を模索する。準備万端、亜鳥を誘うチャンスが訪れるも、途端に日和る優。なんとか亜鳥と参加できることになるが、行きのバスが涼と別々になり早速窮地に立たされてしまう。
©肉丸・芳文社/ばっどがーる製作委員会
https://badgirl-anime.com/story/08
感想
涼視点の描写が増えてきました。
今回の1話目など優がほとんど出てこない涼・亜鳥・清によるエピソードでした。
亜鳥のファッションについて涼と清の意見が対立しました。
もちろん一般的には涼の意見が正しいのでしょうけど、亜鳥本人は清の意見のほうに傾いているのでは、という印象です。
涼のおすすめに従って購入したとしても、亜鳥の朝の直感でそれをあまり選ばない可能性もありますし、本人が乗り気でないものを勧めるのもどうか。
亜鳥はファッションにこだわらずとも信者が多い人ですし、亜鳥本人の好きにさせればいいのでは、という気はします。
さて、優が亜鳥を林間学校に誘うために涼と色々相談していましたが、興味深かったのが、その中の話題の一つ、どういう時に山に行きたくなるかという話。
涼が「ゆるキャン△」を読んだ時、と回答し、背景にゆるキャン△の単行本も描写されていました。優にとってそれは正解だったようですが「ゆるキャン△は全人類読んでるはずだから別ので」と返して、普段は優のセリフにツッコミを入れる涼も、その言葉には同意していました。
もちろん「ゆるキャン△」も「ばっどがーる」もきらら系ですが、「ゆるキャン△」はまんがタイムきららフォワード系、「ばっどがーる」はまんがタイムきららキャラットで、一応別の雑誌の作品ではあります。まあきらら系ということで交流ある感じなんでしょうかね。考えてみれば今年の春に放映していた「mono」も、キャラットなのにゆるキャン△の登場人物が普通に出ていましたし。
優が亜鳥を林間学校に誘おうとして躊躇してしまう場面で涼がつきあいきれんと見捨てる気持ちはわかるような気がします。ただ、その後でこっそり亜鳥に林間学校の話だとヒントを出すあたり、涼もやはり優しいですね。そんな涼の気持ちを察したのかはわかりませんが、涼のことも林間学校に一緒に申し込んでおいた亜鳥もまた優しいなと思いました。
優が涼とバスが別になったのを寂しがっていましたが、亜鳥と別だったのを残念がるよりも涼と別になったことに強くショックを受けたのは興味深いところです。恋愛感情のような気持ちを持つ相手よりも、自然体でいられる相手のほうが大切ということでしょうか。
さて、この作品としては珍しく話が1回で終わらず、林間学校エピソードの続きは次回に持ち越しとなりました。どうなることか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
優ちゃん、メール打つのが早いね!
亜鳥先輩が絡むと超人的な能力を発揮するようですね。