引き続き「ざつ旅 -That’s Journey-」の感想です。
なお私は「ざつ旅 -That’s Journey-」の原作を知らない状態での初視聴となります。
- TVアニメ「ざつ旅 -That’s Journey-」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

先輩の漫画家・糀谷冬音に誘われ、ちかは冬音の友人の少女漫画家・天空橋りりと三人で京都へ。
©石坂ケンタ/KADOKAWA/「ざつ旅」製作委員会
大人っぽいりりと妄想力溢れる冬音。
魅力的な先輩たちに感心していたちかだが、徐々にりりが“本性”を現し始め……!?
https://zatsutabi.com/#Story
感想
今回は、ちかと、主要登場人物の残りの二人、冬音とりりとの3人旅でした。
りりが第1旅の旅先で顔見せをした時にはちかにとって知らない人だったはずなので、どういう形での再会になるのかが気になっていたのですが、実は冬音が裏で糸を引いていたのでした。
冬音がちかのSNSをりりに見せて、りりがそれを見て美味しいお酒が飲めそうだと興味を持って会津若松に行ったという。
ちかの行動力も凄かったと思ったのですが、りりの行動力はさらに凄いです。
ちかは、行き先をアンケートに委ねたとはいえ、旅に出ようと思い立っての行動でしたが、りりは特に旅に出ようと決意したわけでもないのにSNSを見せられてその翌日には現地に行ってしまったのですから。
もっとも、行き先が会津若松だったことについては冬音が関わっていますが、宿泊した場所が同じ建物になったのは偶然だったようです。
ということで、今回は3人旅。
ちかは19歳でお酒を飲めない年齢ですが、りりはお酒が大好きな酒豪。冬音は妄想力の素晴らしくよく色々な妄想をするという、かなり個性的なメンバーで、ちかが常識人ポジションのツッコミ役を担ってました。
もっとも今回見た限りでは、りりはお酒の量は凄いし酔うと口調も変わるとはいえ、危害を加えるような方向では無さそうで、ちかとしてもそこまで怖がる心配は無さそうな印象です。見ていて楽しい感が強く、そのあたりはちょっと安心です。
今回ちかが宿を気にした時に、冬音が事前に宿を予約していたという話がありましたが、どちらかというと宿泊場所については予約するのが普通で、ちかのように当日取るのが例外のような気がしていました。ちかにとっては当日探すのがデフォルトのようですが、そのあたりもざつ旅のざつ旅たる所以かもしれません。
冬音はしっかりしてそうな印象はありますが、体力は他の二人よりも無さそうです。ただ、やはり人気漫画家であるだけの一面もある様子。それはりりも同様で、朝起きてしらふの時のりりの姿を見てちかが感心した場面は印象的でした。
それにしても、りりは飲みっぱなしの印象が強く、これだけ大量に飲んでいて体はともかくお金がもつのか、ということが心配になってきますが、旅行など特別な時には思いきり飲んで普段は控えめなのかもしれません。まあ毎日朝から晩まで飲んでいたら漫画を描くどころではないでしょうし。
それでも、ちかとりり、何だかんだで気が合いそうなのはお互い漫画作家どうし通じるものがある感じでしょうか。ちかがりりを手伝うことになったようで、ぜひ色々と吸収して欲しいところです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
あれ? 18歳で成人ってことになったんじゃなかったっけ?
18歳で成人ということになっても、お酒を飲める年齢は20歳に変わりはないですよ。