引き続き、「スライム倒して 300 年、知らないうちにレベルMAX になってました 〜そのに〜」の感想です。
なお私は「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」の原作の小説を読んでいない状態での初視聴となります。
- TVアニメ「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

武術大会に出場するというブッスラーが、ライカと稽古をするためにアズサの家にやってきた。ところが稽古中に腰を痛め、スライムの姿から戻れなくなってしまう……。稽古相手として責任と、彼女の勝負にかける執念を感じたライカは、急遽「スライム使いのライカ」となってブッスラーを伴い参加することにするが……。
Ⓒ森田季節・SBクリエイティブ/喫茶魔女の家
https://slime300-anime.com/story
感想
ライカとブッスラーの武術大会参加、そしてフラットルテの故郷への帰郷というエピソードでした。
前半の武術大会の練習で、ブッスラーがスライムの姿に戻ってしまうハプニングがありました。
以前、ファルファがスライム姿から戻れなくなった際にブッスラーが助けた経緯がありますが、ブッスラー自身は元に戻れるのかということが少し心配になりました。
ブッスラー自身が全く動じていない様子からすると、解決策はあるのだろうとも思いますが。
それにしても、大会直前にハードな訓練は、少々無謀だった気はします。
対戦相手の顔ぶれを見る限り、ブッスラーが予定通り出場していても十分勝ち目があった気はします。
ライカがスライム姿のブッスラーの挙動を通じて意図を伝える場面は、まさに「スライム使い」らしいやり取りだったと思います。
真面目なライカの性格を考えると、大会期間中は「スライム使い」としての姿で通すため、事前にブッスラーと打ち合わせをしていたのかもしれません。
一方で、「スライム使いのライカ」として参戦しているものの、ライカとブッスラーの二人で戦っているとみなされないのかが少し気になりました。
対外的にはライカがスライムの術で戦っているように見えるため問題はないのでしょうけど、ライカ自身の力を使っていたら違反になっていたかもしれません。
後半では、フラットルテの故郷を訪れるエピソードでした。
寒そうな環境なのにフラットルテが薄着で平気な様子は、アズサが指摘した「服を脱ぎたがる」性格にも納得しました。
フラットルテの両親や種族全体が力比べを好む文化は、ブルードラゴンの個性が理解できるような場面でした。
アズサがブルードラゴンの挑戦を軽く退ける姿はさすがでしたが、腕力であっさり勝利してしまうのは、「魔女」の強さとしてはどうか。まあ、この世界でのレベル99とは、こういったものなのでしょう。
最後に、ライカがアズサに勝負を挑む場面。
アズサがライカの理由を真剣に聞く様子に、彼女の誠実さが伝わりました。
ライカが勝利する可能性も想像しましたが、結果はアズサの圧勝だったようです。
アズサがライカに花を持たせることもなく、全力で応えることを選んだのは、ライカの気持ちを尊重するアズサらしくて良かったと思います。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
「スライム使い」って言ってたけど、実質的にはブッスラーちゃんが戦っていただけだよね?
動き回る武器のような扱いだったのでしょうね。