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期待以上――続・劇場版 後編 「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom」

Wake Up, Girls!

Wake Up,Girls!劇場版の感想の続きです。
時系列としては、アニメ「Wake Up,Girls!」の後の前後編の劇場版で、前編の「青春の影」の続きで今回が後編になります。

  • Wake Up, Girls!続・劇場版公式サイト
Wake Up, Girls!続・劇場版公式サイト
Wake Up, Girls!続・劇場版 前篇2015年9月/後篇2015年12月公開

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

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Wake Up, Girls!続・劇場版公式サイト
Wake Up, Girls!続・劇場版 前篇2015年9月/後篇2015年12月公開

感想

面白かったです。
まあ、前編で下り坂から底に沈んで、今回がその底から上昇して頂点を目指すわけですから、楽しさという点では後編のほうが上回るのは自然といえば自然ではあります。
とはいえ、I-1clubのセンターだった志保の再起や、ライバルなまはげーず再登場、新曲2曲が必要だという問題、菜々美の光塚入団試験の問題も絡んで、感情を揺さぶられる場面がいくつもある盛り沢山の内容で、期待以上に面白かったという感想です。

もっとも、「アイドルの祭典」の本選そのものについては、あれだけ盛り上げながらも結果が一枚絵だった部分に肩透かしな感はありました。
そのほうが余韻が残るという話もあるでしょうけど、そもそも世間的にはI-1clubが大本命でWake Up,Girls!の優勝などファンの多くも予想していなかったことだと思います。メンバー・関係者や周囲の反応が見たかったというのが正直なところ。

白木社長による出来レースでなかった部分は評価したいところです。I-1clubとしてはセンターが変わってこれからという時ですから、ぜひともアイドル日本一という座を取りたいところなので、評価に手心が加わっても不思議ではないところです。勝敗をどう決めているのかは定かではないですが、公正な判断が下されるようになっていたのでしょう。
もっとも、有力グループの中でWUGの出演順が一番後だったことはWUG有利に働いたかもしれません。シードのI-1clubがトリでも不思議はない場面ですが、公正に抽選を行ったのでしょうか。アニメの演出としては主人公チームが最後になるのは不思議ではないことですが。

菜々美のエピソードはちょっと泣けました。菜々美の様子に気付いて話を聞いたのが藍里というのも良かったですし、菜々美の背中を押そうという結論になったのも良かったです。
まあそれで戻ってきてしまうのは優柔不断っぽい気もしますが、とはいえ菜々美が戻ってきたことが嬉しくて大泣きした実波の気持ちがすごく良かったです。

丹下社長の親友佐藤勝子さんの話も良かったです。無印アニメの当初、社長の持ち逃げで苦境に陥っていましたが、その時の恩がここで返されるとは。この新曲が無ければ優勝できなかった可能性が高いでしょうし、良い恩返しになったと思います。

I-1clubから福岡に移った志保の話も良かったです。真夢と本当の意味で対等に立てたという考え方も良かったですし、再出発で頑張る姿は応援したくなります。
ちょっと気になったのが志保のアンダーだったという高科里佳さん。アンダーとは何だろうというのもありますが可愛らしいキャラなので活躍場面をもっと見てみたいなと思いました。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

「アイドルの祭典」って「ラブライブ」と同じようなイベントだったのかな?

あちらは「スクールアイドル」ですからやや違うのでは?

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