セイが綺麗になる――「聖女の魔力は万能です」Episode02　「親交」【アニメ感想】

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

TVアニメ「聖女の魔力は万能です」公式サイト

突然の聖女召喚は、異世界スローライフの始まりでした――　原作：橘由華『聖女の魔力は万能です』（カドカワＢＯＯＫＳ刊）、監督：井畑翔太、シリーズ構成：渡航、キャラクターデザイン：石川雅一、アニメーション制作：ディオメディア

seijyonomaryoku.jp

瀕死の騎士を救ったポーションが評判となり、功労者であるセイは褒美として、研究所内にキッチンを設置してもらう。この世界には薬草を料理に使う習慣がなかったが、薬草を加えたセイの手料理は、所長のヨハンも感心するほどの美味しさだった。後日、セイはヨハンから第三騎士団の団長・アルベルトを紹介される。彼こそが、セイのポーションで救われた騎士本人だった。ブルーグレーの瞳を持つアルベルトに優しく微笑まれ、落ち着かない気持ちになるセイ。さらに、王宮図書館でも新たな出会いが待っていた。

©2021 橘由華・珠梨やすゆき／KADOKAWA／「聖女の魔力は万能です」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/1st/story02.php

感想

なるほど、「魔力は万能です」とはそういうことか、と、ストーリーの骨格がわかってきました。
セイの秘めていた力は戦いの回復能力だけでなく、様々な方面に効果が出るというわけですね。

防振り（痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。）でのメイプルは防御特化かと思わせながら全然防御に特化してませんでしたが、セイの能力はどうなっていくか。まあこちらは万能と謳っているわけですので本当に万能であっても問題ないわけですが。

OP/EDも判明。OPテーマ、優雅な曲でアニメっぽくないなとも思いましたが、気品溢れる雰囲気がかっこいいし聖女には似合ってそうです。

前回セイに命を救われたアルベルトが登場。セイにかなり好意的に接してくれていました。
まあ命の恩人なので感謝するのも当然の流れですが、研究所所長のヨハンなどは意味あり気な視線を送っています。
セイの恋愛相手の本命になっていきそうな雰囲気ですが、どうでしょうか。ジュードあたりと険悪になったりしないか気になるところです。

研究所の料理がまずかったという話ですが、こちらの人の味覚がセイと違うわけでも無いようなので、単に料理人の腕が劣っていたようです。セイが料理が特別に得意だったのかもしれませんが、一庶民に劣る料理人に文句は出ないのか気になるところですが、皆その味に慣れていたということでしょうね。

ところが、セイが作った料理や化粧品には特別な効力があるとのこと。
当初よりもセイの肌が綺麗になったらしく、その点はよくわかりませんでしたが、セイ自身の視力が良くなったとのことで、今回から眼鏡をはずしました。
Web等のイラストでのセイは眼鏡なしだったのに本編のセイは召還時からずっと眼鏡をかけていたので、てっきり魔導士か何かに変身する時に眼鏡なしの換装になるのかと思っていましたが、視力が良くなったとは。

図書室では古い言語で書かれていた本を手に取っていましたが、もしかするとそれも薬効の一種でしょうか。目が良くなるという範疇を超えている気がしますが、セイは普通の会社員だったわけで異世界の古語に元から詳しかったということもないでしょうから、まあそういうことなのでしょう。

さて、エリザベス（リズ）が登場しました。
ここまで男性登場人物ばかりだった中で、ようやく女性の登場です。
お蝶夫人や姫川亜弓を思わせる金髪美女で、実はこの国の王女だと言われても違和感ない容姿ですが、今回はそういった設定があるかどうかはわかりませんでした。
近寄りがたい女性かと思いきやセイとあっさり仲良くなっていましたが、セイとしても貴重な同性の知人ということで嬉しかった面もあるでしょう。
今回の友人思いのエピソードで好感持てる性格だということもわかりました。
恋敵になるのかなと思いきやそうでもなく、むしろセイの恋愛関係に興味津々な様子。果たしてどうなるか。

次回の展開予想

アルベルトとの恋愛話が出てきましたが、今の段階では恋愛関連の話はそこまで引っ張らない気がします。
むしろ、頭角を現しつつあるセイの能力についてしばらく深掘りしていくように思います。

まあ、セイとしてはアルベルトを多少は意識するかもしれませんが、それよりも新たなトラブルかミッションかの対応に追われることになるかと。
そういえば、今回「珍しく魔物が出ない」という話がありましたが、おそらくそれもセイの能力に関わっていると思いますので、そういった魔物退散系の方向での依頼か何かから話が広がっていきそうに思いますが、どうでしょうか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。