引き続き、銀河英雄伝説Die Neue Theseの感想です。
なお、私は原作と旧アニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
ケンプ率いる帝国軍との戦闘に勝利して以降、平穏な時間が続いていたイゼルローン要塞。風邪で寝込んでいたヤンは、回復後も怠惰な生活を続け、執筆した論文はユリアンが呆れるほどに精彩を欠く内容だった。そんな中、最高評議会議長トリューニヒトによる重大な緊急演説が行われ、全将兵が見るようにという通達が届く。モニターに映し出されたトリューニヒトは、銀河帝国皇帝エルウィン・ヨーゼフ二世の亡命を受け入れたことを発表した。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story42.html
感想
今回は同盟側というかイゼルローン側の視点になりましたが、原作に忠実に丁寧に描写されていたと思います。
今シーズンで第4巻が終わるのか少し心配になりましたが、あと6話分が残っているなら充分終わりそうです。
意外と第4巻はボリュームが少なかったということでしょうか。
前半はイゼルローンの日常の描写で、気楽に見ることが出来る感じで楽しかったです。
冒頭のヤンの文章へのユリアンの評価ですが、あんなに真面目に酷評していたとは。もう少し冗談っぽい口調で言っていると思ってましたが、真剣だからこそヤンも文章を書くのを諦めたというところでしょうか。
ヤンとパトリチェフのチェスでパトリチェフが勝っていました。もちろんヤンは三次元チェスに弱いわけですが、パトリチェフはさらに弱い設定だったと思いましたが、お互い弱いとはいえ勝ったり負けたりするくらいの実力というところでしょうか。
さて、そんな気楽な場面もトリューニヒトの演説で一転。政府への反発で一色になりました。
イゼルローン内は政府の反発の意見でまとまっている感があり、また、ポプランが怒っている理由などももっともだと思うのですが、ハイネセンなどの同盟中心部では逆にトリューニヒト支持で一色になるのがちょっと不思議な感はあります。
まあ、その理由も「七歳の子供」というだけで思考停止してしまうと理由付けはされていますが。
マスコミ等もうまく大衆を扇動しているんでしょうね。
ポプランの怒っている感も真に迫って印象的でしたが、シュナイダーもセリフにかなり感情がこめられた話し方をするので印象的でした。もちろんシュナイダーに限らず他のメンバーも色々思いはあると思いますが、それでも比較的落ち着いた話し方をする将官組と比べるとシュナイダーの話し方にはかなり感情がこもってる感があります。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
お酒を飲みながらの会議なんていいのかな?
総司令官の裁量の範囲ということかと思いますよ。