引き続き、銀河英雄伝説Die Neue Theseの感想です。
なお、私は原作と旧アニメは視聴済みで、その上での感想になります。
- 銀河英雄伝説Die Neue These公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
ランズベルク伯とシューマッハによる、皇帝の誘拐計画が実行された。ケスラーからの報告を受けたラインハルトは、元帥府に上級大将と大将を招集。フェザーンとの密約は秘めたまま、何者かによってノイエ・サンスーシから皇帝が誘拐されたと告げた。ランズベルク伯らの目的を皇帝の誘拐だと予想し、事前にラインハルトにも伝えていたヒルダは、ラインハルトがフェザーンと手を組み、わざと皇帝を誘拐させたことも見抜いていた。
© 田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
https://gineiden-anime.com/story41.html
感想
ほぼ原作通りに進みました。原作4巻はこのあたりまでは帝国とフェザーン側の話で、同盟はまだ登場しません。
皇帝誘拐の件で、帝国上級大将と大将が招集されましたが、アイゼナッハを除くほぼ全員が討論に加わっていたのが興味深いです。ファーレンハイトやレンネンカンプなども発言していたので、誰かのセリフを変えられたかなと思ったのですが、特に発言者が明記されていないセリフをそれぞれに割り当てたようです。
もちろんアイゼナッハが何も言っていないのは当然ですが、数多い各提督に少しでも役割を与え印象付けるのは良いことかと思います。
ヒルダとラインハルトの会話については、ラインハルトの姿が明るい光の影になる演出でした。リュッケからの連絡が間に挟まったのは原作改変ですが、わかりやすくなるとは思うので良いかと思います。
レムシャイド伯とルパートとの会話については、セリフは原作通りなのですが、原作にはセリフの間に色々と説明や当人の考えなどが地の文で書かれていて、アニメにはその地の文に相当する説明が無かったので、原作を知っている人のほうがより楽しめるかなと思いました。
もちろん、知らなくても支障はないのでそういった心情描写は省いたのでしょうけど、無用な質問でレムシャイド伯が急速に萎えた部分など原作未読の人には伝わっただろうかとは思いました。
ルパートとドミニクのやり取りがじっくりと割と濃厚に描写されましたが、制作側はこのあたりの場面をこそしっかり描写したかったのかなとも思いました。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
皇帝を世話していた女の人、誰なんだろう?
フェザーン側で雇った人でしょうね。