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セイが最大の弱点――「聖女の魔力は万能ですⅡ」Episode09 「終幕」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「聖女の魔力は万能です」の第2期のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。

  • 「聖女の魔力は万能ですⅡ」公式サイト
TVアニメ「聖女の魔力は万能です」公式サイト
突然の聖女召喚は、異世界スローライフの始まりでした―― 原作:橘由華『聖女の魔力は万能です』(カドカワBOOKS刊)、監督:井畑翔太、シリーズ構成:渡航、キャラクターデザイン:石川雅一、アニメーション制作:ディオメディア

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

Episode09
突然の聖女召喚は、異世界スローライフの始まりでした―― 原作:橘由華『聖女の魔力は万能です』(カドカワBOOKS刊)、監督:井畑翔太、シリーズ構成:渡航、キャラクターデザイン:石川雅一、アニメーション制作:ディオメディア

鉱山の森に現れたのは、生きた屍のような魔獣だった。それらを生み出す「黒い沼」を目指し、セイたちは鉱山の薄暗い坑道を進む。襲いかかる魔獣の群れを退けながら、たどり着いた最深部でフルパワーを発揮するセイだが……。

© 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能ですⅡ」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/story/09.html

感想

第2期が始まった最初にセイたちがピンチになった描写がありましたが、それは今回の一部の場面だったようです。
これだけ間が空いてしまうと当初の演出を忘れてしまう人も多いだろうし、演出としての意味が薄くなってしまう気もしますが、どうなんでしょうか。

さて今回は、一度解決したかに見せかけて真の敵が現れピンチになり、皆の協力によりセイの決め技で敵を倒す、という、クエスト物の王道中の王道といった印象でした。
ユーリが結構いい活躍を見せていたと思います。まあセイを除けば最高の魔道師ですし、凄い活躍をしても不思議はないポジションの人ではあるのですが、ストーリー上は道化役の印象が強いので「やはり真面目に戦えば凄い」という意外性がプラスの印象に作用している気もします。

とはいえ、セイがいなければ浄化は不可能で、回復という点でもセイの存在は貴重ということを思えば、このチームでの戦いはセイの身を守ることが最優先で、セイにもしものことがあればそれで終わりとなるという意味では、セイが致命的な弱点とも言えます。
ですので、仮に相手が意思を持った敵だったなら、何らかの策でセイを倒すことを狙うでしょうし、今回セイが橋から落ちた場面を見る限り、それはそこまで難しくないように思えます。
相手が人間のような意思を持たないモンスターだったのが幸いだったと言えるでしょう。もちろん、仮に敵が人間だったならこちらもそれなりの作戦を立てて臨むでしょうけど。

橋から落ちた場面、橋の高さによっては危なかったと思いますが、そこまで高くなかったようです。
セイのポーションの効果は並外れていましたし、治癒魔法も骨折程度なら何でもないという異常な効果があったはずです。
生きてさえいれば全快できるというのはチートですね。

次回の展開予想

今回で戦いが終わったということで、次回から平和な後日談になるはずですが、話数はおそらくあと3話は残っているはずです。
残り1話なら次回が最終回で大団円で終了とわかりやすいのですが、3話も残っているとなると、まだ一波乱ありそうな気もします。
セイアルベルトの婚約話に決着がつくのが最終回だとするなら、次回は婚約話を勧めようとして何かトラブルが起きたというところでしょうか。

そういえば、セイが温泉に興味を惹かれたという伏線がありました。それを考えると、次回は平和になったホーク領を満喫していたところを、王都から何か至急の連絡があって、セイの手が必要な事件に巻き込まれる、といった感じの流れが考えられますが、どうでしょうか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

あの吊り橋危なそうだったし、誰かがセイちゃんを抱きかかえて渡れば良かったんじゃないかな?

それは結果論だと思いますよ。そこまで危険では無さそうだと皆思っていたのでしょうね。

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