引き続き、アニメ『ウマ娘 プリティーダービ― Season 3』を見た感想です。
史実をよく知らない状態でアニメ初見での感想を書きます。
- TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービ― Season 3』公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
マスコミを集めて会見を開いたキタサンはある決意を発表する。
©Cygames, Inc.
多くのファンやウマ娘たちが驚きながらも、そのことを受け入れていく中、キタサンの同期であるシュヴァルグランは消化できない複雑な思いを抱えていた。
https://anime-umamusume.jp/story/
感想
アニメの感想に入る前にゲームの「ウマ娘 プリティーダービ―」の話を少し書いておきます。
つい最近サトノクラウンが実装されて、そして直近ではシュヴァルグランが実装され、現在はシュヴァルグランのピックアップ真っ最中です。
サトノクラウンが実装されたら引いてみたいと思っていたわけですが、予想通り実装されたので手に入れ、引き続きシュヴァルグランも手に入れました。
サトノクラウンのほうは既にプレイしましたが、ストーリーは、海外遠征のレース描写こそないものの、アニメをリスペクトしたような描写をいくつも見かけた気がします。
そして、シュバルグランについては、完全にアニメの今回の話に合わせて出してきたなと思いました。
ということでアニメの今回の話はタイトルこそ「キタサンブラック」ですが、完全にシュヴァルグラン回でした。
オープニングの「負けない」の部分が、いつもはキタサンだったのですが、今回シュバルグランになっていて、そこからも今回はシュバルグラン回なんだなという期待が持てたというのはあります。
まあ、キタサンブラック視点で「キタサンブラック」というタイトルも変ですし、「シュバルグランから見たキタサンブラック」という意味合いだと思います。
今回のシーズンではシュヴァルグランがなかなか勝てないという描写が続いていましたが、全ては今回の話につなげるための伏線だったという気もしました。
十分泣けましたし、長い努力が報われたという意味で、カタルシスのようなものを感じる、満足感の高い回でした。シュバルグランこそがこのストーリーの裏の主人公だったんだなとさえ思いました。
もっとも、キタサンブラックの引退宣言そのものはちょっとツッコミどころかなと思います。
前シーズンでは、度重なる骨折で再起不能と思われたトウカイテイオーの引退をあれだけ一生懸命泣きながら引き止めたキタサン。
今回もスぺちゃんが泣いていましたが、スぺちゃん以外誰も引き止めようとしていないのがかなり不自然に感じました。
ピークを過ぎていたとしても、当時のトウカイテイオーよりも十分走れそうに思えるんですが。
スピカの他メンバーも、皆引退している設定ではないと思うのですが、あのメンバーの中で一番若いキタサンブラックが引退するというのはかなり不自然な状況のように見えます。
シュヴァルグランの気持ちにはすごく共感できました。
残り2レースと言っていましたが、引退レースには情も入って勝者を全面的に称える雰囲気にならない可能性もありますし、ぜひ今回勝っておきたいところ。
キタサンブラックに対する、僕は君が嫌いだの連呼。
すごく心を打ちました。
まあ、この「嫌いだ」は「大好きだ」の叫びを待つまでもなく本当は好きなんだなと思いましたが、今までのシュバルグランの思いが伝わってくる、熱いレースで力が入りました。
勝ったシュバルグランに対して、キタサンブラックが素直に握手を求めました。悔しい気持ちはあるでしょうけど、自分の力の限界を悟ったさばさばした気持ちもあるのかもしれません。昔のキタサンならすぐ切り替えられなかったようにも思うのですが。
シュヴァルグランとしては、このキタサンの前向きさも嫌いだった部分かもしれませんが、さすがに今回は勝利の喜びのほうが強いでしょうね。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
バナナの箱、あんなに高く積んで大丈夫なのかな?
描写が無かっただけで、あの高さの箱でも問題なく処理できる器具があるのかもしれませんね。