引き続き「聖女の魔力は万能です」の第2期のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。
- 「聖女の魔力は万能ですⅡ」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
難病に苦しむ母がいるテンユウは、セイランがもらったポーションを手がかりに、優れた薬師を探していた。だが、どんな上級ポーションでも進行中の病に効くとは限らない。事情を知ったセイは万能薬作りに挑戦してみることに……。
© 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能ですⅡ」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/story/06.html
感想
テンユウ編が一気にテンユウ帰国の場面まで進みました。
このアニメはあまり細かい部分まで描写せず、何が起きたのかは察して下さい的な場面転換が多い気がするのですが……
今回、セイがリンゴとハチミツをヒントに万能薬を完成させて、それを国王からテンユウに渡るよう裏で色々と手筈が整えられたという流れがありました。
まず気になるのは、セイは、テンユウから聞いた話を誰にどこまで打ち明けたかということ。
「テンユウの関係者が万能薬を必要としている」という部分は、関係者全員に共有されているのは間違いなさそうです。
それがテンユウの母であり具体的な病状はどうなっているか、といった詳細情報はもしかしたら伏せられているかもしれません。
一応前回「他言無用」と言われていたはずですし。
ただ、ジュードのセリフは事情を知っているような雰囲気でしたし、セイとしても「隠し事をしながら作業を進めることは難しい」と判断して全て打ち明けても不思議はありません。
テンユウの目的は関係者全てが気にしていた部分ですし、おそらくセイはヨハンに事実を全て打ち明けて作業を進めたのかなと思います。
国王もいい人ですし、ヨハンから話を聞いて全面的に協力したということでしょう。
テンユウに貸しを作りたいという考えも一部にはあったかもしれませんが、純粋な同情心のほうが大きいと思います。
テンユウがどこまで真相に気付いていたかも気になるところです。
テンユウはセイの知り合いに薬の作成をお願いしてセイと万能薬の会話をしていたところ、国王から呼び出されて万能薬を渡されたという流れだったわけですが……
セイ自身が重要な機密事項であることはテンユウも以前感付いていました。国の重要な機密事項であれば国王が絡んでいるのも自然ですし、「万能薬を作ったのはやはりセイ本人で、それを知られるわけにはいかない事情があった」という部分までは気付けても不思議はありません。
もちろん、テンユウとしては助けられたわけですし、仮に気付いたとしても気付かないふりをするとは思いますが。
ともあれ、これで一件落着。
ということは、テンユウもセイランもしばらくはお休みでしょうか。
今回のタイトルがテンユウの「天佑」だったということからしても、日本絡みでまだ今後も登場の機会がありそうな気がするのですが、どうでしょうか。
次回の展開予想
次回予告が「幕間」でしたので、無印のアイラ編のように全体の流れとは違ったエピソードが入ってくるのでしょう。
まず思いつくのはアイラ。セイと二人で召喚されましたが、セイが聖女扱いされているのに対してアイラは魔法に優れた一般人扱いです。とはいえ召喚されたことには意味があるような気がしますので、その伏線回収への動きを見たいところです。
あるいは、今回渡された薬によってテンユウの母の病気が治るというエピソードも、セイが直接登場しないという意味では「幕間」扱いでも良いかもしれません。薬の効き目があまりにもすごいからやはり気になってきた、という感じで再登場の伏線になるかもしれません。
アルベルトの故郷のエピソードという可能性もありそうです。アルベルトは「帰郷した」という話をしていながら具体的な描写が全くありませんでしたが、セイの結婚相手候補という意味で次回詳しく描写される可能性もありそうです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
リンゴとハチミツって聞くとカレーが食べたくなってくるね。
お米が登場したのも最近ですから、カレーもそのうち登場するかもしれませんね。