第1期に引き続き「聖女の魔力は万能です」の第2期のアニメを見た感想になります。
原作も読んだことのない初見での感想です。
- 「聖女の魔力は万能ですⅡ」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
聖女として認知されてからも、薬用植物研究所で研究三昧の日々を過ごすセイ。今は新しい化粧品を開発中だが、その効果の高さは侍女たちにも注目されていた。そんなとき、ヨハンはセイに新たな商会を立ち上げることを提案する。
© 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能ですⅡ」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/story/01.html
感想
いきなり魔物たちとの戦闘が始まり、セイたちのピンチが描写されましたが、結末ははっきりとは描写されずにほのぼのとした日常場面に移りました。
この最初の戦闘場面はなんだったのでしょうかね。第1期にあった場面でもなさそうですし。
話の流れからすると、各地で行ってきた沼の浄化の一場面か、あるいは今後の近い将来に発生する戦闘場面を先に描写したのかのどちらかだと思いますが、各地で行ってきた過去の場面にしてはセイのピンチが強調され過ぎていました。
セイの朝の場面へと転換したので、これはセイの夢だったのかとさえ思いましたが、「悪い夢を見た」というようなセリフも無かったのでそれは無いと思います。
さて、今回はセイの開発している化粧品の話がありました。
男性登場人物の多いストーリーでしたので、意外と女性も多い世界なんだなという印象はありました。まあ当たり前ではあるんですが。
セイの商会を立ち上げるというのは妥当な判断だとは思うのですが、各商品がセイ本人による手作りでなくてもそれなりに効果があるのかが気になるところです。やはりセイ本人が作ったものと、セイのレシピによって他の人が作ったものとでは、効果が結構違ったりはしないでしょうかね。
仮にセイの手作り商品しか扱わないのであればどうしても限りが出ますし、レシピを使った大量生産は行われているとは思うのですが。
オスカーとフランツが登場。オスカーは若くてセイとも親しみを込めて接してくれていますが、アルベルトの恋敵になったりしないかが気になるところです。セイに喫茶店を紹介した時に、もしかすると暗に一緒に行こうと誘っているのかと思いました。
まあどうやらアルベルトとセイの関係を好ましく思っているポジションに納まりそうですが。
そして、この世界では珍しい飲み物であるコーヒーが登場。
暗黙の了解なのかお約束なのか、セイの召喚前後の世界で、同じ単語は同じ物を指しているようですね。まあ、もし単語の意味にズレがあるとややこしいことになりますので良いですが、「コーヒー」という単語に驚いたセイを見た時に、それが本当にセイの思っているコーヒーと一致しているのかがちょっと気になりました。
「米」「稲」は出回っていないようですが、同一の作物で名前だけが違うものが存在する、ということもあって良さそうな気もしますが、同じ物は同じ名前になっているようです。
まあ、「召喚」という行為によって、召喚された人にとって違う国でも言葉が自動的に通じるようになるというシステムだったのなら、このあたりのことにも説明がつくような気もしますが。
次回の展開予想
「万能です」というタイトル通り、セイが願ったことは大抵叶うストーリー展開のようですので、おそらく米も見つかることになると思います。
どこかの地方で実は生産していて、関係者が食べてみたらすごく美味しくて今後は輸入させてもらうなどという展開もあるかもしれません。
あるいは、その調査から米をきっかけにセイやアイラが元いた日本とのつながりが発見されて、元の世界に戻る可能性が示唆されるという展開も考えられますが、こちらの世界にこれだけ順応したセイやアイラが元の戻るという結末もちょっとどうかな、と。
アイラだけは戻るという可能性は結構ありそうな気もしますが。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
メイドさんたち、化粧品の話に目の色を変えていたね!
綺麗になりたいという気持ちはあの世界の女の子たちにも共通なのでしょうね。