主人公二人以外はお馴染みの世界――ウマ娘 プリティーダービ― Season 3　第1話「憧れた景色」【アニメ感想】

ストーリー

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STORY | TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』公式サイト

TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』2023年10月4日（水）より放送開始！ 「諦めない、この手が届くまでーー」

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憧れのトウカイテイオーのようなウマ娘を目指して、トレセン学園に入学したキタサンブラック。
テイオーと同じチーム＜スピカ＞に加入し、デビューから無傷の３連勝で勢いに乗るキタサンは、無敗の三冠ウマ娘へ向けて『皐月賞』に出走する！

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感想

今回の主役はキタサンブラックとサトノダイヤモンドということですが、一応Season2の世界観を引き継いでいるようです。

Season1とSeason2では時系列の逆転現象がありましたが、今回は明らかにSeason2に出ていたキタサトコンビが成長した未来になっていますので、逆転現象は無さそうです。ですが……

キタサンブラックとサトノダイヤモンドがかなり成長しているのに、それ以外のスピカメンバーが全く変わっていないという点にやや違和感がありました。
まあ、年を取らせるわけにもいかないでしょうから良いのですが。
考えてみれば、シンボリルドルフ会長に憧れたトウカイテイオーが成長したのがSeason2の世界で、その時点で会長自身は特に年を取った様子もなかったですし、ウマ娘とは、成長してある程度の年齢に達したら、それ以上は見た目の年齢が変化しない種族なのでしょう。

さて、キタサンブラックはチームスピカに、サトノダイヤモンドはチームカペラに入ったそうです。
カペラはよく知りませんが、スピカはお馴染みのメンバー。
お馴染みのメンバーのみで増えも減りもしていない状況の中にキタサンブラック一人が加わったという、考えてみれば不自然な状況です。スぺちゃんやスズカさんもTMコンビも超一流で人気があるでしょうし、憧れて入部希望するウマ娘がいないほうが不自然です。まあ、もしかしたら一時的にメンバーに加わってチームの活動方針に合わなくてやめたメンバーがいるかもしれませんが。
引退するウマ娘が滅多にいない状況下ではメンバーは増える一方になりますが、これ以上増えてもよくわからなくなってくるので、多少不自然でも全然許容範囲なところでしょう。

スピカ以外のウマ娘もたくさん出てきましたが、名前が出ているだけのウマ娘さんたちはファンサービスでしょう。
キタサンブラックをバクシン仲間に引き入れようと短距離を勧めたサクラバクシンオーと、カメラ目線のアストンマーチャンが微笑ましかったです。アストンマーチャンは一言も喋ってないですが非常に近い距離にいたので、もしかしたら実はスピカ関係者だったりする可能性もあるかなとも思いましたが、まあ単にアストンマーチャンの特殊能力でカメラに映っただけでしょうね。

さて、ライバルとして登場したのが、サトノクラウンとドゥラメンテ。どちらも私は知らないキャラです。
サトノクラウンは可愛らしいですね。ゲームで実装されたらガチャを引いてみたいです。
ただ、今回皐月賞・ダービーともに制したのはドゥラメンテ。かっこいいウマ娘です。
主役のキタサンブラックはいきなり連敗スタートです。

まあ、物語としては、最初から連勝街道よりも、敗北を乗り越えて勝つほうが盛り上がるわけですが。
サトノダイヤモンドに言われて気付いた「お祭り」というキーワードはキタサンブラックの勝利フラグかと思ったのですが、そう簡単にはいかないですね。

Season2でキタサトコンビと一緒に応援していた「どうした急に」の男性二人組が今回も登場して、キタサンブラックを応援してくれていたのが地味に嬉しかったです。

ということで、知ってるキャラも知らないキャラも登場し、今後どのような展開になるか。楽しみなところです。