セイ、スパルタ指導を受ける――「聖女の魔力は万能です」Episode06　「淑女」【アニメ感想】

ストーリー

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TVアニメ「聖女の魔力は万能です」公式サイト

突然の聖女召喚は、異世界スローライフの始まりでした――　原作：橘由華『聖女の魔力は万能です』（カドカワＢＯＯＫＳ刊）、監督：井畑翔太、シリーズ構成：渡航、キャラクターデザイン：石川雅一、アニメーション制作：ディオメディア

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セイが魔法を正式に学ぶにあたり、講師役はユーリが務めることになった。この機会にセイの不思議な魔力をじっくり観察させてもらおうと、すっかりご機嫌なユーリ。とはいえ、指導は意外とスパルタで、セイは魔法を高速発動する課題に苦しむ。そこで、より実戦的な練習で感覚を掴むため、アルベルトに頼み第三騎士団の訓練に参加させてもらう。それはいずれ、討伐の支援要請が来ると考えてのことだった。セイが受けている講義は他にもあり、ダンスやマナーなどを学ぶその日を、セイは「淑女の日」と呼んでいた。

©2021 橘由華・珠梨やすゆき／KADOKAWA／「聖女の魔力は万能です」製作委員会
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感想

OPでの光の粒、今まで意識してなかったのですが、セイだけが使える魔法の伏線だったんですね。
ユーリが登場したことで主要登場人物はあらかた出揃ったのかなという気がしますが、果たしてどうか。

ユーリによる指導、アルベルト達との訓練、アルベルトとのダンス、そしてエリザベスとのお茶会の場面と続いていきました。
スポーツ漫画やバトル漫画でいうところの特訓場面に相当する部分だと思います。
これでセイが色々と成長していくのでしょうか。

ユーリによる厳しい魔法訓練は、特に今後の討伐を意識したものではなく、純粋な興味からとのこと。
まあセイが勘違いするのも無理はないかと思いますが、ユーリはそういう性格なのでしょうね。
ただ、怪しくはありますがセイに対する悪意がないことは間違いなさそうで、傍から見たら信用できそうな気がしますが、セイ当人にとってうさんくさく感じるのは確かでしょう。

アルベルトとのダンスの場面、アルベルト本人は「見学」のためにお邪魔したはずなのですが、普通にセイとのダンスの相手をしてしまいました。まあ講師の人も二人のお互いの好意に気付いていて気を利かせた面もあるかもしれません。
それにしもあのスカート、誤って裾を踏みそうな気がするのですが、そんな場面はありませんでした。意外と踏まないものなのでしょうか。

さて、エリザベスとの会話で気になる点がいくつか出てきました。
まあエリザベス自身がいいところのお嬢様という部分は、最初に登場した時からそういう雰囲気でしたので意外でも何でもないです。
ただ、以前話に出ていた、婚約者を侍らせている人というのがアイラさんだとは。これは予想外というか、アイラさんが学校に入ったこと自体意外でした。まあもともと女子高生ですし、この世界の知識をつけるためには良いことかもしれません。
アイラさんがエリザベスより学年が上というのも結構意外です。エリザベスはセイと対等の友人ということもあり、そこまで年下だとは思いませんでした。

そしてアイラさんの話をするときにエリザベスの表情が曇っていたのは、アイラさんがあまり良い性格ではないことを示しているのでしょうか。アイラさん本人の言動がほとんど描写されていないので、どういった人物なのか全くわかりませんが……
アイラさん、容姿からすると純粋そうな印象はあるので、王子のほうが一方的に言い寄っている状態のような気がしますが、果たしてどうでしょうか。

次回の展開予想

セイの訓練話をあまり引き延ばすだろうとは思いませんので、次回はセイが参加するであろう討伐か、あるいは王子－アイラサイドのエピソードか、どちらかの話が進展しそうな気がします。

アイラさんとのどちらが聖女かの決着はもっと後に回すと思いますので、セイが次回の討伐への支援要請が来るかもしれません。ユーリが守るとは言っていますが、セイ本人もある程度の攻撃魔法を覚えさせられることもあるかもしれません。作品タイトルは「聖女の魔力は万能です」ですから回復特化とは決して言っていませんし。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。