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カリスマ穂乃果――ラブライブ!The School Idol Movie【アニメ感想】

アニメ感想

「ラブライブ!」のアニメに引き続き、劇場版を見た感想です。


  • 「ラブライブ!」公式サイト
ラブライブ!シリーズ Official Web Site
スクールアイドルプロジェクト「ラブライブ!」シリーズ公式Webサイト。 彼女たちの活動状況、最新情報はここでチェック!

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

ラブライブ!Official Web Site | 『ラブライブ!The School Idol Movie』ストーリー
サンライズ×ランティス×G'sマガジンが送り出す、新世代アイドルプロジェクト「ラブライブ!」の公式Webサイト。彼女たちの活動状況や、最新情報などはここでチェック!

スクールアイドルたちがパフォーマンスを競う大会「ラブライブ!」。

前回優勝者のμ’sは、3年生の卒業をもって活動をおしまいにすると決めていたが、

卒業式の直後、μ’sのもとに飛び込んで来たひとつの知らせを受けて、

新たなライブをすることに!

見たことのない世界とふれあい、また少しずつまた成長していく9人。

スクールアイドルとして、最後に何ができるのか——。

限られた時間のなかで、μ’sが見つけた最高に楽しいライブとは——!?

©2013 プロジェクトラブライブ!
https://www.lovelive-anime.jp/otonokizaka/sp_movie_story.html

感想

さすがは劇場版。エピソードが盛り沢山でした。

要所要所でミュージカルのように歌と踊りが挟まっていましたが、ラブライブという作品の性質に合っていると思います。
ラブライブ視聴者には女の子たちの歌を見て癒されたいという需要もあるでしょうから、歌が多めなのは良いことかと。

とりあえず時系列というか、スケジュール的に厳しいことをしているなと思いました。
今回のエピソードは本編で卒業式が終わった後の話なのですが、海外に行ったり、戻ってきてスクールアイドル勢ぞろいのイベントを開催したり、と。
絵里たち3年生もそれらに全部つきあってますが、今後の進路も決まっているのでしょうからその準備などで大変な時期のはずです。
スクールアイドル継続という話も出ましたが、仮に今そう決まっても困るのでは、という感じです。

まあでもそのあたりは劇場版でお祭りということで、ツッコんではいけないところでしょう。

話の流れから、μ’sはやはり継続することになるのかと途中までは思いました。
ここにきてμ’sがブレイクして、自分たちの歌を待っている人が大勢いて、A-RISEにも続けてほしいと言われて。
「楽しむことが大切」ということを考えると、絵里たちが可能なのかは置くとして、続けるという選択肢も十分ありだと思います。


とはいえ「限られた時間の中で」というスクールアイドルとしての性質を大切にしたいという考えは、説得力はあったと思います。
穂乃果たちのファンにとっては寂しいと思うんですけどね。
新たな人たちが次々出てくるから、スクールアイドル自体を応援して欲しいというのも、一つの考え方ではあります。

まあ確かに卒業してかもずっと活動できる人はごく一部でしょうし、現実的といえるかもしれません。

さて、穂乃果が迷子になったときに謎の女性に出会いました。
海外で活動している日本人で、穂乃果よりもかなり年上の成人という描写でしたが、穂乃果を探していた人たちの「誰もいなかった」という証言からして、実は幽霊の類なのかと思いました。穂乃果をホテルに正しく案内しているところからして穂乃果の幻覚とは考えづらく、ストリートライブを穂乃果以外の観客も見ていた状況からしても霊的な類という説の可能性は低いですが、とはいえファンタジー感があったのも確かです。
穂乃果が日本に戻ってから再会したことで、その可能性が跳ね上がった感じです。穂乃果との会話にも幻想感がありました。
とはいえ、彼女の正体については明言されず、明言されなかったということは、公式設定も「たまたま出会った年上の女性」ということでしょう。リアル感の強い世界観なので、突然ここで霊的な存在が登場する必要性はなさそうです。

正直、その女性との会話を経ても、例えば穂乃果の歌う理由が「自分たちが楽しみ、観客を楽しませたいから」だったとしても、μ’sを終わりにする理由にはならないように思いました。
とはいえ、アニメ本編でμ’sを終わりにすると断言しておいて、劇場版でそれを翻す結論に持っていく可能性も低いだろうとは思っていました。今後のラブライブの続編でμ’sというグループの話題が出たとして、終了したのか続いているのか明言しづらくなりますし。

スクールアイドルのイベントの実施を決めた後の穂乃果はカリスマ性がありました。穂乃果だけではないのですが、特に穂乃果の決断力、行動力、リーダーシップともに素晴らしく、まさに今の中心はμ’sだという雰囲気がありました。
A-RISEの人たちが協力したのも良かったですね。かつてのライバルが協力関係にあるというのは見ていて楽しいです。

それにしても、大勢集まったあのメンバーがみんなアイドルというのもなかなか。
AKB48などの人数よりも遥かに多いですが、確かにユニークではあります。

ということで、μ’s編は終了。
引き続き、「ラブライブ!サンシャイン!!」に進んでいこうと思います。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

スクールアイドルがあれだけ集まって、観客はどこで見てたんだろう?

全国への中継もあったと思いますが、自分たちで参加して楽しむという趣旨なので、あの場所にいた参加者自身が観客でもあったかと思いますよ。

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