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過去話が面白い作品――『BLEACH 千年血戦篇』第11話「EVERYTHING BUT THE RAIN」【アニメ感想】

BLEACH

引き続き、『BLEACH 千年血戦篇』の感想です。

  • TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト
「BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-」TV東京系にて2023年7月より放送開始

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

https://bleach-anime.com/story/?id=11

王悦に「不合格」の判定を下された一護は霊王宮を追い出され、気が付くと現世の自宅前にいた。仲間や父・一心に合わせる顔がないと逃げ出した一護は、バイト先のうなぎ屋を頼る。死神姿でそんな一護を迎えに現れた一心は、自分のことを何も知らない一護では折れた卍解を治せるはずがないと告げ、過去を語り始める。明かされる一護の両親の出会い、母・真咲の真実。その日も、雨が降っていた。

©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
https://bleach-anime.com/story/?id=11

感想

前半は鰻屋育美さん再登場、そして後半は黒崎一心により語られた過去話でした。

育美さんは死神代行消失篇から登場したわけですが、一護の姉的存在ということで、もう少し活躍して欲しかった感はあります。
登場当時は、強敵に対抗するキーポイントとなるキャラかとも思ったこともありましたが、既に人間離れした戦いの中で、そこに一般人が食い込むのはさすがに荷が重かったようです。

まあでも、こういう落ち込んだ気持ちを癒してくれる存在というのはありがたいものだと思います。

そして、過去話について。

ストーリーアニメの一般論として、ストーリーが進んでいる時の過去話は「早く終わって元のエピソードを進めて欲しい」と思う場合が比較的多いのですが、BLEACHはむしろその過去話をじっくり見たくなる感が強いです。
過去話により背景を理解できるからというのもありますが、まあ、知っているキャラクターが多く絡んでくるので面白い、というのはあるでしょうね。
今回も、昔の十番隊や藍染一派、そして後に一護雨竜の親となる方々など、馴染みのあるキャラクターが多く登場していました。

乱菊さんと冬獅郎の上下関係も気になるところ。
現在は乱菊さんにとってかつての部下が上司になったわけですが、嫉妬のようなものを感じさせないキャラクターです。
まあ、昇進すれば立場に伴う責任も重くなりますので、今の立場が楽というのはあるかもしれません。

黒崎真咲さんが違和感を察知した時の、石田竜弦と真咲さんの意見の対立が興味深かったです。
真咲さん、少年漫画の主人公的だなと思いました。
大局的、大きな戦略的には竜弦の意見のほうが正しいのでしょうけど、目の前の出来事を見過ごすことが出来ない、というのは割と主人公格にありがちな考え方ですし、ストーリーを追っていった立場としては共感してしまいます。
まあ、それを実行するには実力が伴っている必要があるわけですが、その点真咲さんの戦闘力はさすがでした。

そして、過去話は次回へと続きます。
次回が第1クール最終回とのこと。
おそらく過去話が終わって、霊王宮に戻って一段落あたりまででしょうか。
情報によると今回の千年血戦篇は第4クールまであるらしく、まだまだ先は長いわけですが、どうなることか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

育美さんってうなぎを売ってるんだっけ?

「うなぎ屋」という名前から勘違いしやすいですが、仕事は雑用などの何でも屋だそうですよ。

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