引き続き「けいおん!!」の感想です。
今日は第22話「受験!」です。
- TBSアニメーション・けいおん!!公式ホームページ
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
唯たち3年生の受験が近づき、部室で毎日試験勉強をする日々が続く。
2年生の梓は、先輩たちに内緒でバレンタインデーに今まで渡したことのないチョコレートを作ることを決意する。
©かきふらい・芳文社/桜高軽音部
https://www.tbs.co.jp/anime/k-on/k-on_tv/story/story222.html
感想
サブタイトルは受験とはいってますが、3年生組の受験そのものには特にドラマ性はなく、今回のテーマは梓視点によるバレンタインデーでした。
まあ、唯や律の学力・勉強態度で紬たちと同じ第一志望に受かるかどうかは普通に考えると厳しいところですが、さわ子先生の言っていた「本番には強い」という言葉が伏線ですね。
皆全員で受かることを信じていた感もあるし、何度もステージをこなしていたメンバーなのだから一発勝負に対する度胸もあるのでしょう。
まあ、受験科目が2科目と言っていたので私立大学でしょうから、調査書での軽音部での活動が高く評価された可能性もあるかもしれません。
いずれにせよ、受験そのものについては前回からの予想通りで、ご都合主義な感はありますが、このほのぼの作品でそこまでリアル性を求める必要もないところです。
今回はむしろ梓の心理描写が見どころです。
一人だけ学年が違うので、梓視点の話はこれまでも結構多かったのですが、今回もチョコケーキを渡そうとして逃げてしまった場面に切なくなりました。
いつまでも一緒にいたい、という気持ちはよくわかります。
楽しさの中に潜む切なさ。
卒業式が号泣回になるような予感を持たせます。
まあでも、バレンタインで手作りチョコレートを作ろうという場面は青春で微笑ましかったです。
男性がほぼ登場しない作品なので、ある意味安心感みたいなものがありますね。
唯たちに渡そうとしてなかなか渡せない場面など、微笑ましくて良かったです。
紬さんがお茶を入れつつ、今日はお菓子がないというセリフもわざとらしくて微笑ましかったです。
そういえば澪さんたくさんチョコレートをもらったと思いますが、ちゃんと食べたんでしょうかね。思いがこもってるのだから本人に食べて欲しい気持ちもありますが、食べ過ぎて体を壊すのも澪ファンの本意ではないでしょうし、おすそ分けもありなのかも。
次回の展開予想
次回は「放課後!」。
いよいよ卒業が迫ってきました。
残り回数からしても、「けいおん!!」のラストで卒業ということになるのでしょう。
ということで、卒業間近で切なくさせる回だとは思うのですが、軽音部がテーマの作品ですから、受験勉強から解放されたということで音楽活動再開という可能性が高い気がします。
卒業式ライブの予定を決めてそれに向かって練習する、という感じでしょうか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
あずにゃん、一人になるのは気の毒だよね!
先輩達が大学でも活動を続けるでしょうから、その大学に向けて1年間受験勉強に専念するのもありだと思いますよ!