引き続き、アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』の感想です。
史実や原作漫画をよく知らない状態でのアニメ初見での感想になります。
- TVアニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

若いながらも天才と評されるほどの実力を持つトレーナーの奈瀬文乃は、担当するスーパークリークと共に『菊花賞』に臨む。
©久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会
その天才タッグと競うのは皐月賞勝者のヤエノムテキ。
距離3000Mの長距離レースで、2人のウマ娘が激突する。
@Cygames, Inc.
https://anime-cinderellagray.com/story
感想
今回は菊花賞の話でした。
オグリキャップ達は観戦に徹して、スーパークリークと奈瀬文乃トレーナーを中心に描写されました。
まず、奈瀬文乃トレーナーについて。今回初登場だと思うのですが、やや唐突な印象がありました。
まあ、今後のストーリーの流れからスーパークリークの活躍の描写が必要だとするなら、スーパークリークにも当然トレーナーがいるはずですから不自然というわけでもないのですが、今まで全く描写されていなかったのに今回急に詳しく描写されたための唐突感です。
まあ、スーパークリークのレース描写自体が初めてだと思いますので、物語的には、新たな強敵とトレーナーのタッグ登場、という感じでしょうか。
奈瀬文乃トレーナーはどう見ても女性だと思うのですが、「王子」と呼ばれていたり、一人称が「僕」だったりと、誰も女性である前提の言動が無かったのが気になるところです。奈瀬さんのファンも女性ばかりだったように見えますが、まあ女性人気のありそうな女性には見えます。
今回のサブタイトルは「僕達の物語」ですが、今回一人称に「僕」を使っていた人は奈瀬さんしかいませんので、今話は奈瀬さんとクリークの物語だったということでしょう。
スーパークリークとトレーナーの関係についてですが、スーパークリークはウマ娘のゲームでは「お母さん役」のポジションで、トレーナーに対しても母親的な包容力をみせていた印象が強いですが、今回の作中では普通のトレーナーとウマ娘の関係のようです。声は確かにスーパークリークそのものなんですが、奈瀬トレーナーはしっかり指導したり励ましたりしていましたし、少なくともスーパークリークが目上に見えることはなかったです。
菊花賞のレース自体は、ヤエノムテキがしっかりしたレース運びをしていたものの、最終的にはスーパークリークが逆転して圧倒したという流れで、特に意外な展開というほどではなかったものの、それぞれの想いがこもっていて良かったと思います。
ヤエノムテキは実直過ぎて、天才肌の相手に勝つには地道な訓練の積み重ね以外にも何か工夫が必要だと思うのですが、ともあれ観客への礼など礼儀正しいことには好感が持てます。
さて、次はジャパンカップということで海外のウマ娘も登場してきましたが、どうなるか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
サクラチヨノオーちゃん達が菊花賞に出場していたらどうなったかな?
今回の勝負を見る限り、チヨノオーさんたちでも厳しかったかもしれませんね。