引き続きアニメ「mono」の感想です。
なお私は「mono」の原作を未読の状態での初視聴となります。
- TVアニメ「mono」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

疑似ドローン撮影にチャレンジしている最中、
©あfろ/芳文社・アニプレックス・ソワネ
部員不足によりまさかの廃部宣告を受ける写真部。
困った2人は、同じく廃部宣告を受けたという映画研究部の同級生、
敷島桜子を勧誘することに。
一方その頃、原稿に行き詰った春乃の元に高校の友人、
駒田華子が訪れツーリングに出かける。
https://mono-weekend.photo/story
感想
既に登場しているさつき、霧山、春乃の3名に加え、今回敷島、華子が登場して主要登場人物5名が出揃いました。
もっとも、「けいおん!!」や「ゆるキャン△」の主要登場人物5名は全員女子高生というパターンでしたが、monoは女子高生3名+年上2名という形になります。
「先生」という形で年上女性が関わってくる作品は結構ありますが、このmonoは主要5名の中に年上がいるということで、今後どんな感じで展開するのか楽しみなところです。
さて、今回のサブタイトルは2本立てのような雰囲気ですが、実際中身も、敷島、華子それぞれの登場エピソードに分かれていて、高校生組と年上組はほとんど絡まない感じで進みました。
敷島桜子さんはなかなかすごいですね。可愛らしい外見とおっとりした声のギャップが印象的でしたが、一見ぼーっとしているように見えつつも実はかなりの才能を持つ人のような気がします。
さつきたちの写真部への勧誘や部の合併の提案をあっさり承諾していましたが、一見何も考えていないように見えつつも瞬時に自分にとってベストの決断を下したかのようです。ぼーっとした相槌だけを見ているとただのイエスマンにも見えるのですが、その後の行動からしても、状況を全て理解しての判断だということは明らか。
表情の変化はあまり無くとも、自分たちの映画研究部も救うことになるさつきたちの提案にはとても感謝しているように思います。
また、霧山が苦戦していたたこ揚げをあっさりこなすあたりも、敷島さんの才能の片鱗が垣間見えます。おそらく、たこあげが以前から得意だったというよりも、風と凧の作りからどう動かせば良いか感覚的にわかってしまったように思います。
自分から能動的にアクションを起こす積極性はさつきや霧山のほうがありそうですが、敷島さんの才能が今後どのように役に立っていくのかも楽しみなところです。
一方、春乃は昔の友人だった華子さんと再会。華子さんはバイクを乗りまわすかっこいい(やや男らしい)女性といった印象です。地元との距離によってはなかなか登場出来ないのでは、と思ったのですが、今日の様子をみるとあまり距離を感じさせない登場頻度になりそうです。
ガソリンが切れかけた時、春乃のアイディアで窮地を脱したのは意外でした。たまたま思いついたようにも見えましたが、春乃も漫画家だけあって発想力に優れているのかもしれません。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
合併ってことは、写真だけじゃなく映画も撮るんだよね。
少人数でどのように活動するか、楽しみですね。