ワールドトリガー3rdシーズンの感想の続きです。
今週は原作がちょうど長期休載となった前後の話です。
- ワールドトリガー
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の東映のサイトから一部引用します。
遊真はボーダー本部で影浦雅人、村上鋼と合流した後、影浦隊の影浦、絵馬、北添、鈴鳴第一の村上、そして冬島隊の当真と共に影浦の家でお好み焼きを食べていた。
その中で、絵馬が千佳への想いから次のB級ランク戦・ROUND7では勝ちを譲るつもりでいた事を明かされる。途中でやってきた荒船隊の荒船からの言葉と遊真の自信に満ちた言葉に絵馬は玉狛第2と戦う決意をする。
ランク戦の直前、修はヒュースが加入し戦力の増強が図れているのにも関わらず胸の奥に引っかかる不安を感じていた。
不安が消えないままB級ランク戦・ROUND7当日を迎えた修に迅がかけた言葉とはーー。
©葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
https://www.toei-anim.co.jp/tv/wt/episode/summary/2/
感想
タイトルの「選択」から、次の試合のマップの選択の話まで進むのかと思いましたが、そこまでは進みませんでした。
お好み焼きの場面から試合直前の場面までです。
とはいえ、2年間の休載になる直前と直後ですから、「話の最初と最後は記憶に残りやすい」の法則通り、非常によく覚えている場面です。
まずはスナイパーの練習の場面。
いつものスナイパーメンバーに隠岐や日浦ちゃんも加わり賑やかな感じです。
隠岐の甘い言葉から千佳を守ろうとするユズル君。
ここは心情的にはユズルを応援していました。
まあ、とはいえ、男女関係なく戦っている場で「可愛い女の子が撃ちにくい」というのは、考えてみると、そのほうが普通の感覚ではあります。
千佳が人を撃たないのとある意味似たような感じで「女性を撃てない(斬れない)」という症状も、あっても不思議ではないかもしれないです。
お好み焼き屋では「ムシ(無心)」とか「ユズル」とか小ネタが多く、原作通りではあるんですが、リラックスしている雰囲気が良いです。
さて、千佳とユズルはくっつくんですかね? 千佳本人も友達としては好感情を持っているようだし、周囲も埋められていって、あとはユズル本人に勇気があるかといった感じです。
もっとも、千佳本人の感情は読めません。修への恋愛感情も無さそうだし、過去の自責の念から自分自身が幸せになることは許されないと思っていても不思議は無いです。
まあ、ワールドトリガーの世界の中で数少ない恋愛話。前回のレイジさんもそうでしたが、まあ後悔しないように頑張って欲しいものです。
もっとも、千佳は好きなキャラなのでユズルとくっつくとそれはそれで複雑な気持ちもありますが。
さて、修の不安。
2年休載の時は、ちょうどこの場面で切れたので、「修の不安とは連載が終わってしまうことだった」というネタもありましたが、アニメである以上そんなメタな理由はありません。
今回の後半は、いかにも「不安」といった雰囲気がよく出ていたと思います。
ヒュースが加わり、次の試合は楽勝と思われているだけに、一筋縄ではいかないのでは、という良い伏線だと思います。
実況の結束(ゆいつか)さんが登場しました。
実質的な初登場(正確な初登場はかなり初期です)。
実況は桜子さんか、既に登場済のA級オペレーターという法則だと当時は思っていたので、初登場のオペレーターがいきなり解説に抜擢されて当時はびっくりしたものです。
玉狛第二にヒュースが加わったことを知った東隊や影浦隊の反応が興味深いところ。
東隊の反応は、その後の流れを知っていれば確かに「伏線」だなと思うのですが、影浦隊は、「伏線にはならなかったかな」とも。
世の中うまくいくことばかりでは無いしリアルで良いのでは。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
お好み焼きが食べたくなってきたよー!
空腹状態で食事のアニメを見ると、そういった効果がありますね。「飯テロ」と呼ぶこともあるそうですよ。