10月に受けた公害防止管理者試験(大気関係第1種)、既に合格発表は済んでいますが、合格証書が届きました。

あらためておめでとう!
ということで、今日は、公害防止管理者試験(大気関係第1種)の合格に向けて行ってきた勉強方法を振り返ってみます。
利用したサイト
勉強に利用させて頂いたサイトは以下です。
・公害防止管理者試験まとめました

とにかくここの問題をひたすら解いていきました。
なお、大気関係の特徴として、大気特論の一部の計算が非常に面倒で時間がかかるという点があります。
ばいじん・粉じん特論や大規模大気特論にも計算問題はあり、中にはやや難しい問題もありますが、公式を覚えていれば解けるものが多いです。
ですが、大気特論の計算問題(問3と問4)は明らかに他の問題とは別物のような雰囲気で、他の小問が1分以内に解ける問題も多い中で、これらの問題は普通に20分~30分かかったりします。
1分で解ける問題も20分かかる問題も1点は1点です。勉強時間の効率からすると大気特論の計算は「捨てる」という作戦も考えられるでしょう。
とはいえ、令和6年までの数年間の大気の問題は全体的に難しいという現実があります。知らない問題が出題された場合はほとんど運任せになってしまいます。ですが、この計算問題は、面倒で計算間違いしやすいという面はありますが、何を求めたいか自体が理解できないケースはあまりありません。
1点が重要なこの試験で、「捨てる」という選択はかなりのリスクです。
ということで、今回の大気一種の過去問のうち、時間がかかる計算問題については、「1度でも自力で正解したらその問題はクリアで、繰り返しては解かない」というルールにしました。
もちろん、他の過去問は(情報が古い統計問題等を除き)何度も繰り返し解いて覚え込む、という点は前提でのルールですが。
最終的には、上記サイトに載っている大気関係の過去問は(「捨て問」扱いとしてよいとされている問題を除き)ほとんど解けるようになっていたと思います。
テキストについて
テキストは何を買われましたか?
いや、今回の試験のためのテキストは買ってないです。
まあ、一昨年の水質一種や環境計量士試験のテキストが残っていたので、ばい煙やばいじんの定義や排ガス試料採取の一部など、再利用できそうな部分は確認に使ってましたが、基本的には先ほど書いたWEBの過去問による勉強でした。
え? テキスト無しで過去問だけ? それはかなり大変だったんじゃ?
うーん、とはいえ、大気一種は科目数が多くて各科目の問題数が少ないにもかかわらず科目ごとの難易度の変動が激しいという、運ゲー要素が強い試験ですからね。
テキストを購入した場合にそれを読み込む時間はあまり取れそうも無かったという状況からして、もしテキストを購入したとしても私にとっての費用対効果があったかというと疑問で。
まあ、今年はとりあえずいくつかの科目に合格しておいて、来年残った科目の種類に応じて作戦を考えればいいかなと思ったわけです。結果的にテキスト購入無しになりましたが、今年過去問だけで合格できたというのは結果論です。
とはいえ、今年不合格になった科目に来年合格出来る保証は無いと思いますよ。
そうなんですけどね。
公害防止管理者を必要としている企業がある以上、同じ科目を複数年続けて難しくするのは批判されるでしょうから、今年ある科目が難しくて不合格だったとしても来年か再来年にはその科目の難易度が下がる可能性は十分あると思ったわけです。
もちろんこれは私の想像であって、必ずしもそうなると保証されているわけではないのですが。
まあ、結果的に合格できたからいいんじゃないですかね。
どんな形でも合格は合格で、その価値は変わらないかと。
ノートまとめについて
私は基本的にまとめノートなどは作らない派ですが、今回はテキストが無い都合上、ノートを使いました。
もちろん勉強の最初から使っていたわけではないですが、テキストが無いので、試験会場での空き時間にテキストの代わりに何か見るものがあったほうが良いと判断したためです。
試験本番1~2週間くらい前に、過去問を解きながら、ここは試験直前に見直したい、と思った公式やポイントをノートに書き写しました。
各科目ごとに1~2ページくらいですかね。
1点が重い試験ですから、このノートで1点でも拾えたらラッキーくらいの気持ちでしたが、結果的に、当日の記事にも書きましたが、大規模大気特論で都市ごみの量が出題されて点数を拾うことができたことは印象深いです。
割と運ゲー要素が強い試験ですし、少しでも合格の確率を上げる積み重ねが効いたかなと思います。
難易度
今回の試験の難易度はどのくらいの印象でしたか?
個人的難易度表のどのあたりに配置するかの話ですね。
水質一種と同等で良いかと。
「やや難」の上のほうに位置してますが、妥当な評価だと思います。
元々、大気一種は水質一種よりも難しいと予想していたのですが、試験直後の感触は大気一種のほうがやや易しい印象を受けました。
過去問を見る限り、去年や一昨年の大気は間違いなく難しかったと思うので、たまたま私が受けた試験が易しかった可能性は否定できません。
とはいえ、個人的難易度はあくまでも自分が受けた時の感触を基準にしていますので、大気一種を水質一種よりも下に置いても問題はない場面です。
ただ、水質一種の時には公害総論も受ける必要があり、今回の大気一種は公害総論は免除でした。
私が受けた時の公害総論は決して易しいとはいえず、水質一種の難しさはそれも含めた印象であり、今回の大気一種は公害総論が無い分楽になっているのは否めません。
個人的難易度表は私が実際に受けた感触を基準にしているとはいえど、「免除」については「免除が無く全科目受けた場合」を想定して配置してますので、それを考えれば「大気一種のほうがやや難しい」としても良いかなという感じです。
ということで、水質一種の隣(大気一種のほうが上)に配置しようと思います。
今後
これで水質一種・騒音振動・大気一種が揃ったけど、ダイオキシンとかは狙わないんだっけ?
はい。公害防止管理者には他に一般粉じん関係、ダイオキシン類関係、公害防止主任管理者の種類があるようですが、ここでやめておきます。
まあ、まだ他に狙いたい試験が色々ありますからね。
大気一種以外の種類は、きららの対象にしていないからですね。
そっか、きららが読める試験を優先的に狙うんだね!
いや、正直あまりそういう意図はなかったですが……
まあ、別に公害防止管理者試験のコンプリートを目指しているわけでは無いですし……
何か強い動機が出てきたらその時にまた狙うかもしれません。
強い動機というと、漫画のキャラがきっかけで来年は登録販売者試験を狙うことになっていますが、そのような感じでしょうか?
もしアニメで誰か推しキャラがダイオキシン類を狙ったりしたら、そのキャラを見習って狙うってことだね!
なかなか考えにくい条件ですけど、まあ、そういうことになるんですかね。
ダイオキシン類ともなると、現実的にはアニメや漫画よりもVTuberなどのほうが可能性は高いかもしれませんが……
以上となります。ここまでお読み下さりありがとうございました。
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