引き続き「笑顔のたえない職場です。」の感想です。
なお私は「笑顔のたえない職場です。」の原作も未読の状態での初視聴となります。
- TVアニメ「笑顔のたえない職場です。」公式サイト

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

作業量が増え、アシスタントを増員したい双見。佐藤の紹介により、地方在住のデジタルアシスタント・ねこのてを雇うことに。SNS上の激しいテンションに怯みながらも、お試し発注に挑むが――。さらに将棋道場への取材では、『昴へ』の監修も務める女流棋士・角館塔子と対面し……
©くずしろ・講談社/「笑顔のたえない職場です。」製作委員会
https://egatae.com/story
感想
リモートのお試しアシスタント、ねこのて、そして、双見の将棋漫画を監修している女性棋士、角館塔子が登場しました。
10月のカレンダーが登場しましたが、曜日の並びが今年2025年ではなく、去年2024年と同じになっていたのが興味深かったです。原作が出た時期はよく知らないのですが、作中では2024年という設定でしょうか。
前半は新しいアシスタントを雇う話。顔見せはまだですが、SNSのHNは「ねこのて」。
猫の手といえば誰でも「猫の手も借りたい」ということわざが思いつくはずですが、ねこのてさんは、自分が誰かをヘルプすることが多いポジションだと想定してそういうHNにしたのでしょうか。
ともあれ、SNSでは草を生やしたり砕けたコメントが多いねこのてだったので双見たちも警戒していましたが、初対面の双見に対しては素早く丁寧な応答をしていました。
双見たちは驚いていたようですが、普通の常識的な社会人ならそうすると思います。驚くには当たらないかと。
しかも、ねこのてはアシスタントとしても有能とのこと。
まあ、連載で忙しい双見のために佐藤が推薦したわけですから、無能で足を引っ張るようなタイプではあり得ないような気はしますが、相性などもあるので双見側が恐る恐るになるのはわかります。
ともあれ強力なアシスタントが加わったのは良かったです。
後半は双見と佐藤の将棋道場訪問での角館塔子との対面。
将棋指しの男女比からすると女性棋士は珍しい存在だと思いますが、双見の人見知りでネガティブな性格を考慮して穏やかな人柄の女性棋士を監修にしたのかと思います。
もちろんメタ的には、主要登場人物は女性のみとするという作品の方針があると思いますが、主要以外の登場人物には男性も普通に登場していますので、男性がいない世界観というわけではないです。
双見がすぐに本題に入らずに塔子に興味本位で多面差しについて質問していましたが、比較的好感が持てる言動だったと思います。ビジネスとしてではなく将棋に本当に興味を持っている感がありますし、塔子の側としても本気で興味を持っている人に描いてもらったほうが嬉しいだろうと思います。
塔子を双見が天才と称していました。確かに8面差しとか最大20面差しとか言われると天才だと思えます。
ただ、塔子の話を聞いてその場で漫画を描いてしまう双見も十分天才だと思いましたが、塔子もまさに佐藤にそれを指摘していました。
この後食事でもという話を断ったことについて双見が後悔していましたが、これはまあ一長一短ですかね。思い立った時にすぐ行動に移すというのは良いことですし、塔子側もそこは好意的に見ていると思います。ただ、食事をしながらもっと色々話を聞けるチャンスを逃したという側面はあるかもしれません。
まあ、断ったこと自体は特に問題はなく、その点について後で後悔する行為が無駄、というところでしょうか。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
将棋が強い主人公を狙う女性キャラの話、面白そうだね!
完成したストーリーが見られることもあるかもしれませんね。


