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思い出話――「うたごえはミルフィーユ」(終)第10話「手と手」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「うたごえはミルフィーユ」の感想です。
なお私は「うたごえはミルフィーユ」の展開を知らない状態での初視聴となります。

  • うたごえはミルフィーユ(うたミル)公式サイト
うたごえはミルフィーユ(うたミル) 公式サイト
「アカペラ」をテーマにキャラクターと声優陣の成長を共に描く音楽プロジェクト。

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

ストーリー | ANIME | うたごえはミルフィーユ(うたミル) 公式サイト
「アカペラ」をテーマにキャラクターと声優陣の成長を共に描く音楽プロジェクト。

レイレイのParabola加入に戸惑うアカペラ部。掛け持ちを許さないミズキによって、レイレイの部活動はいずれ終わりを迎えることに。そんな中、6人の最後のステージであるクリスマスライブが決まる。しかしアイリは未だ迷いの中にいて――

©うたごえはミルフィーユ製作委員会
©2022 UTAMILU
https://utamille.com/anime/story

感想

全10回ということで、1クール作品としては短めですが今回が最終回でした。

全体的に、各キャラの今までに見られなかった一面が目立っていました。
アイリがこれだけ落ち込んだ状態になったのも今までになかったと思います。
1年生組4人では、今まで怖さの印象が強かったムスブが、ものすごく頼もしく感じました。
そして、クマちゃんにも、レイレイに大声で叱咤する見せ場もありました。
レイレイが感情そのままにアイリに気持ちを伝える場面もすごく印象的でした。

まあでも、やはり作品としての締め、最後のクリスマスライブの場面がすごく良かったです。


ここでウタたちが歌った歌「思い出話」は、この作品のOPだったわけですが、それだけに耳に馴染みがあって、歌に併せて過去の色々な場面が描写されることで過去のあれこれが思い出されました。

ウタムスブが視線を交わす場面も良かったです。そういえばこの歌についてはリードボーカルをどうするかの話題が出てきていませんでしたが、前回ウタの声を認めていましたし、メインがウタでもムスブは文句なかったのでしょう。とはいえムスブが歌詞を歌う部分もありました。
そして、レイレイが歌詞を歌う部分やアイリのソロ部分もありました。屋上でのウタとの会話からアイリが詞を作ったのだと思いますが、アイリの気持ちが伝わってくるようで心に響きました。

Parabolaのミズキが無意識に涙するシーンもありましたが、私も同じように無意識に涙していました。

Parabolaとしては、アカペラ部のライブを見るのは2度目のはずですが、おそらくリズム隊の成長ぶりに感心していたのではと思います。今までの描写からすると登校日ライブではウルルクマちゃんのリズム隊が明確なウィークポイントだったわけですが、文化祭までにムスブも認めるくらいに成長したわけですし。

最後はミズキレイレイの掛け持ちを認めるという後味の良い終わり方でした。
子供たちの要望に率先してボイスパーカッションを披露してみせたカリン。やはりいい人です。

アカペラ部の対外的なバンド名「テトテ」。せっかく名付けたのにほとんど披露する場面が無いまま6人での活動が終わりそうでしたが、レイレイの継続によって今後も日の目を見る機会がありそうで良かったかと。もしウタが言い忘れたままレイレイが脱退していたら、せっかくの命名が何の意味も無くなっていた可能性もあったわけですし。
作品としてはもう少し「テトテ」としての活動を見たかった気もしますが、後味良く区切りの良い最終回だったかと思います。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

ウタちゃん、入部希望者に「ムスブちゃんは怖いし」なんて、よほど苦手意識あるんだね!

まあ、気持ちはわからないでもないですね。

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