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カオス――「Turkey!」9投目 みんなでジャストポケット【アニメ感想】

Turkey!

引き続き「Turkey!」の感想です。
なお私は今後のストーリー展開を知らない状態での初視聴となります。

  • オリジナルアニメ「Turkey!」公式サイト
オリジナルアニメ「Turkey!」公式サイト
オリジナルアニメ「Turkey!」公式サイト。「楽しいだけじゃ語れない、私たちの物語。」

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

Story|オリジナルアニメ「Turkey!」公式サイト
オリジナルアニメ「Turkey!」公式サイト。「楽しいだけじゃ語れない、私たちの物語。」

麻衣「だから、ちゃんと決めよう。どっちが死ぬか」 命と未来の9投目。

© BAKKEN RECORD・PONY CANYON INC./「Turkey!」製作委員会
https://turkey-project.com/story/

感想

OP/EDが特殊でした。
OPは曲は同じなのですが、いつもの麻衣たちのバージョンではなく、寿桃たちが歌うバージョンでした。前回で5姉妹が出揃ったということで特別編成でしょうか。
いままでお面で顔を隠していた朱火ですが、素顔はすごく可愛いです。
まあ寿桃と双子という設定ですから寿桃と似た顔なのはもっともです。髪の色は違いますが。

そういえば、今更気付いたのですが、麻衣たち5人と寿桃たち5人で対になっている人が一人ずついるわけですが、その対になる人の髪の色が同じなんですね。朱火利奈と同じで、今回も利奈が朱火に語り掛ける中心的な役割でした。

ただ、今回のストーリー的にはなかなかカオスでした。

寿桃朱火は双子で、朱火は殺されるはずだったけど忌み子として地下に隠していた、という流れは理解できます。
寿桃は実際には忌み子は自分だということで、死ぬべきなのは自分だ、という主張もまあ理解できます。対外的には朱火は死んでいるはずなので、仮に寿桃が今死んでも朱火が表に出られるようになるとは思えませんが、寿桃の立場として自分が死ぬべきだと思い詰める気持ちはわからないでもないです。

その二人の主張を受けて、勝ったほうが死ぬボウリング勝負をしよう、という麻衣のアイディアはさすがに理解しがたいものでした。
まあ、麻衣が二人のどちらかを死なせる提案を喜んでするはずが無いので、何か裏があるのはわかりきっていましたが……
ただ、裏があるにしても、「勝ったほうが死ぬ」というのは「負けたほうが死ぬ」よりもずっと良かったのは確かだと思います。まあお互い相手のために死にたいと主張しているわけですから、負けたほうが死ぬという話なら、わざと負けようとすることになって勝負にならなかったでしょうけど。

で、その裏は何だったかというと、ボウリングのゲームをしているうちに楽しくなって、生きていれば楽しいことはあるから生き続けてみよう、という話だったようです。
おそらく勝ち負けを問わずそういう結論に持っていこうとしたのでしょう。偶然引き分けたから二人とも救われたなどという話でなかったのは良かったです。

まあ、おそらく皆、麻衣の言葉に裏があることは感付いていて、二人のうちどちらかが死ぬと本気で思ってはいなかったのだと思います。だからこそ、「助太刀」という形で皆好き好きに参戦したのでしょう。勝った時に本当に死ぬと思っていたなら、それに協力しようと思う人たちでは無いはずです。
まあ、本当に死のうとする流れになったら「助太刀したから無効」などとうやむやにする考えもあったかもしれませんが。

朱火が崖から落ちようとした時、救おうとした麻衣を含めて二人とも投げ飛ばしたさゆりはかっこ良かったです。
イエスマン的なさゆりですが、実はメンバーの中で一番活躍してるのでは。腕力があるというのはこの時代に合ってそうです。

さて、朱火たち姉妹も和解して、遠くで雷が鳴り、いつもと違う特殊エンディングでした。
実は今回が最終回だったのか、と一瞬思いました。まだ元の時代に戻れてないですが、戻れることを示唆して終わり、という終わり方もあるでしょう。
とはいえ、今回の話数は9投目であり、10投目ならともかく9投目で終わるのは不自然ですし、寿桃たちの問題が全部解決したわけでもなく。
少なくともあと1回はありそうな気がします。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

1回ごとにピンを立て直すの、大変そうだね!

1投ごとではありませんし、手分けすればそれほどでもないかもしれませんよ。

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