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ファインプレイ――「うたごえはミルフィーユ」第4話「予感がしたから」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「うたごえはミルフィーユ」の感想です。
なお私は「うたごえはミルフィーユ」の今後の展開を知らない状態での初視聴となります。

  • うたごえはミルフィーユ(うたミル)公式サイト
うたごえはミルフィーユ(うたミル) 公式サイト
「アカペラ」をテーマにキャラクターと声優陣の成長を共に描く音楽プロジェクト。

なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

ストーリー | ANIME | うたごえはミルフィーユ(うたミル) 公式サイト
「アカペラ」をテーマにキャラクターと声優陣の成長を共に描く音楽プロジェクト。

自分の言葉で傷つけてしまったクマに、一緒にアカペラがやれたらと部活に誘うウタ。「歌うことなんて自分からはもっとも遠い」と拒絶するクマ。彼女の苦悩に寄り添うために必死で悩むウタだが――

©うたごえはミルフィーユ製作委員会
©2022 UTAMILU
https://utamille.com/anime/story

感想

ウタによるクマちゃんの勧誘。いい話だったと思います。

ウタアイリレイレイに、クマちゃんを傷つけてしまったことを相談したのですが、その時に、相手のプライバシーもあるから詳細は言えないとして細かい部分はぼかして相談していました。
結果からいえば、この時に詳細も含めて相談していればストーリーの流れ的に話は早かった気もするのですが、そうせずにクマちゃんの秘密を漏らさずに相談したのは良いことだと思います。本人が知られたくない秘密は洩らさない、当たり前ではありますがウタの好感度が上がりました。

ウタクマちゃんをアカペラ部に誘ったのは、自分が入って良かったからクマちゃんも同じように、という気持ちからでしたが、「現状アカペラ部には低音の声のメンバーがいないから欲しい」という打算的な気持ちよりも、純粋に一緒にやりたいという気持ちが大きかったからこそクマちゃんの心に響いたというのもありそうです。
まあ、低音の声が加わったらバランスが良さそう、という思いもあって、それがウタの「予感」だったかもしれませんが、それよりもネガティブ仲間としての友達意識みたいなもののほうが強かったように見えました。

ウタの、まずは友達から、という作戦も良かったと思います。
ドリンクの注文の仕方で、ネガティブにも流派がある、という話はちょっと面白かったです。
ウタとクマちゃん、どちらの言い分もわかる気がします。

アカペラ部へのクマちゃんの紹介で、ウタが「変なあだ名をつけるのも禁止」など、全力でクマちゃんを守ろうとしていたのも良かったです。
友達を全力で守ろうという純粋な気持ちが伝わってきます。

アカペラ部のメンバーが一様にクマちゃんの声を絶賛していましたが、ウタとしては「声を聴いても引かない」というところまでは確信していても、全員が大喜びになるとまでは予想していなかったのではとも思います。
ムスブが言っていましたが、クマちゃんの勧誘はウタのファインプレイですね。

ムスブアイリに譜面の書き換えを提案して、アイリが即決。この流れも良かったです。
現状、クマちゃんは挨拶の声を聴いてもらっただけで、歌うことについては初心者で音感の良し悪しみたいな物もまだわからないと思うのですが、そんな中でこんなに重宝した扱いをしてもらえるとは。
声が好きと言われただけでは響かなかったとしても、これだけ態度に表されれば、クマちゃんが感極まるのもわかります。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

ウルルちゃん、自分が金髪だから泣かせたのかなんて気にしてるの、可愛いね!

基本的に他人に気を遣える人ですよね。アカペラ部メンバー皆さんそうですけどね。

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