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セイの寂しさと不安――「聖女の魔力は万能ですⅡ」Episode08 「辺境」【アニメ感想】

アニメ感想

引き続き「聖女の魔力は万能です」の第2期のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。

  • 「聖女の魔力は万能ですⅡ」公式サイト
アクセスいただいたサイトはメンテナンス中です
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なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます

未視聴のかたはご注意下さい。

ストーリー

アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。

Episode08
突然の聖女召喚は、異世界スローライフの始まりでした―― 原作:橘由華『聖女の魔力は万能です』(カドカワBOOKS刊)、監督:井畑翔太、シリーズ構成:渡航、キャラクターデザイン:石川雅一、アニメーション制作:ディオメディア

魔物討伐のため、アルベルトの故郷・ホーク領を訪れたセイたち。アルベルトの両親で領主を務めるホーク夫妻は晩餐会を開き、セイは楽しいひとときを過ごす。翌日、魔物が出現する鉱山周辺は異様な雰囲気に包まれていた……。

© 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能ですⅡ」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/story/08.html

感想

ホーク領編が開始しました。
これまでの流れと残り話数からすると、これがこの作品の最終章の可能性もありそうです。

主要メンバーからは、セイアルベルトの他にユーリが同行しています。
ユーリの同行は良かったと思います。

この作品の終了前か終了後かはともかく、セイアルベルトが最終的に結ばれるのは間違いなさそうですが、だからといって、この討伐参加者の主要メンバーがセイとアルベルトのみだったとしたら、正直なところあまり面白くなさそうな気がします。
だからといってセイの周囲の人物が大勢ぞろぞろと同行するのも不自然ではありますが、魔法に関しては随一の実力者であるユーリが同行するのは割と自然ですし、ユーリはこの物語に面白さというかコメディ的な要素を強くする役割もありますので、歓迎すべき良い人選だと思います。
まあ、セイとアルベルトにとって、ユーリはお邪魔虫のようにも感じているかもしれませんが、とはいえ危険な戦いですし、頼もしい味方という気持ちのほうが強いでしょう。

アルベルトセイは似合っているとは思いますが、正直、作品中でくっついて欲しくない気持ちがあります。くっついたら作品が終わってしまいそうというのがその理由の一つですが、一人の人と結ばれるセイよりも多数の人に慕われるセイを見たいという理由もあります。
テンユウ編は面白かったですし、ああいったエピソードをもっと色々見たいです。

さて、ストーリーは、最後の黒い沼からアンデットなどの強敵登場、ということで、セイが浄化してしまえば一発で終わりそうな気もしますが、現時点で遠距離から浄化することは出来ず、近くまで行かないと浄化できないのでしょう。浄化の術の発動は魔力消費が激しく、失敗のリスクを考えると確実に浄化できる状況ではないと発動できない、というのはわかります。
なので戦闘としては、どうやって発動できる状況にもっていけるかの勝負なわけですが、今回セイの気持ちが揺れるシーンが強調されていました。「これが最後の討伐」ということで、おそらく「寂しさ」と、聖女としての役割を終えた後の「不安」が混じったような気持ちなのかなと思います。


まあ、今回はユーリが言った「後のことはその時考えればいい」が正しいと思います。楽観的なユーリらしいですが、少なからずセイを後押ししてくれたのでは、とも思いました。

次回の展開予想

次がEpisode09ですが、Episode12まであるであろうことを考えると、次回でこの討伐が終わってしまうのはちょっと早すぎる気もします。
かといって最終回近くまで引き延ばすような戦いでもない気がしますので、次かその次かで討伐は終わって、残りは後日談でしょうか。
ただ、後日談といっても、セイアルベルトの婚約話に波乱は無いでしょうから、このホーク領編の次にもう一つくらい新エピソードが出てくるのかもしれません。有力なのは、アイラが元の世界に戻れるかというような話題でしょうか。

ともあれ、次回の展開は、セイ達が戦いで苦戦するものの、何とか策を練って聖女の術を発動させる、という王道パターンだと思いますし、王道を崩す意外な展開はあまり考えられないかなと思います。
今までのこの作品のスピード感からすれば、次回で術の発動まで進んでしまいそうな気がしますが、どうなるか。

今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

セイちゃん温泉に興味持ってたけど、こっちの世界の温泉って男湯と女湯に分かれてるのかな?

魔法があること以外は日本と似た価値観の世界ですし、そういった文化も日本と同様かと思いますよ。

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