引き続き「聖女の魔力は万能です」の第2期のアニメを見た感想です。
原作も読んだことのない初見での感想です。
- 「聖女の魔力は万能ですⅡ」公式サイト
なお、アニメ感想のページは、記事の性質上、ネタバレ的な要素を含みます。
未視聴のかたはご注意下さい。
ストーリー
アニメの内容をここで書くと著作権法に抵触する可能性があるため、以下の公式サイトから引用します。
アルベルトが率いる第三騎士団とセイが行う魔物討伐に、一旦の区切りが見えてきた。ひと息ついたところで、今後はセイの婚約問題が持ち上がると告げるエリザベス。聖女であるセイの婚約は、国王の会議でも話題になっていた。
© 橘由華・珠梨やすゆき/KADOKAWA/「聖女の魔力は万能ですⅡ」製作委員会
https://seijyonomaryoku.jp/story/07.html
感想
「幕間」ということで、セイが婚約問題で悩む場面でした。
ストーリー的にアルベルトが本命なのは間違いなく、作品中では今の状態のまま結ばれるところまで描写されないか、ラストで結ばれるか、または結婚しても続くかといった感じですが、独身ヒロインが作中で結婚してそのまま話が続くという作品も少数派でしょうし、引き延ばせるところまでは引き延ばしたい気がするのですがどうでしょうか。
ともあれ、セイを主人公にした女性向け恋愛ゲームが作れそうな印象です。
攻略対象のキャラクターはアルベルト、ヨハン、ユーリは確実に入ってくるでしょう。エアハルト、ジュードが入ってくる可能性も高く、オスカー、カイル王子がどうかなという感じですかね。同性枠としてアイラやエリザベスが入ってくるようなら私も購入してしまうかもしれません。
ただ、アニメのストーリーとしてはアルベルトと結ばれる展開以外には考えられず、ユーリと結ばれるような超展開をする意味もないでしょう。今回エアハルトやヨハンが結婚相手としてのセイを語っていましたが、アルベルトが存在しない世界だったなら確かに彼らも本気で考えていたかもしれません。セイには家庭的な部分もありますし、性格的にも文句なしですよね。
ということで、婚約問題に関しては当事者二人の気持ちはともかく、向かう方向は一本道で面白みは無いのですが、まあこの作品であえて波乱要素を作る必要もないかと思います。
今回の話の見どころはむしろ前半のエリザベスとアイラだったと思います。
この二人が手を握り合って見つめ合い、あわや……と思わせるようにも見えた描写でした。
まあ、仮に本当にこの二人が結ばれるようなら超展開と言ってよく、それはそれで面白そうです。まあ無いでしょうが。
次回の展開予想
黒い沼が出現し、現国王治世下での最後の仕事という話もありましたので、今シーズン後半はこの黒い沼関連のストーリーが進むものと思われます。
まあとはいえ、セイが行って沼を消してハイ解決、ではあまり面白くないですので、何か予想外のトラブルがあって話が膨らんでいくのかと思いますが、それはいったい何か。
新キャラの登場の可能性もありますが、既に結構キャラクターは多いですので、今までのキャラの再登場の可能性のほうが高いと思います。
テンユウ編のセイランあたりが登場して海外に絡んだ重大なトラブルを持ってくるかもしれませんし、実はアイラが召喚された別の意味が判明するような展開かもしれませんし、無印の時にユーリの登場が遅れた原因のトラブルが今さら絡んでくるかもしれません。
現時点で手掛かりが少ないのでこの先どう展開するかは予想がつけ難いですが、テンユウ編のような先が気になる面白い展開を期待したいところです。
今日は以上となります。ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
召喚された人間は元々の国民じゃないんだし、二人以上の相手と結婚しても良いことになったりしないかな?
自分も相手も納得の上なら、そのような考え方もありかもしれませんけどね。